三重県では、農山漁村の活性化を促進するため、三重の農山漁村の魅力発信や地域資源を活用した新たな価値創出等に取り組んでいます。
このたび、味の素冷凍食品株式会社(東京都)、NPO法人えがおつなげて(山梨県北杜市)と三重県の間で締結した、「三重県の農山漁村資源及び農林水産物の利活用の推進に関する協定」(平成30年4月17日締結)に基づき、平成30年11月22日(木)に、味の素冷凍食品株式会社が三重県多気町において耕作放棄地を活用した農作業研修(今年度3回目)を行いました。今回は耕作放棄地の開墾作業です。
味の素冷凍食品株式会社の中部、近畿の事業所に勤務する社員の皆さん15名が研修に参加されました。地域を代表して、立梅用水土地改良区の代表のあいさつから、研修スタートです。
まずは地域を知ってもらおうと、恒例の立梅用水土地改良区から地域を紹介する紙芝居が披露され、その後NPO法人えがおつなげての曽根原代表理事から、企業の農作業研修に関する事例紹介や農山漁村資源の魅力などの講座が開催されました。社員の皆さんは真剣に聴いていました。
この日は午前中雨が降りましたが、昼には上がりました。今回開墾する耕作放棄地は約380平方メートルです。作業前の草が生い茂った状況と作業前の集合写真です。
作業開始です。まずは鎌を使って草刈りを行います。その後、根を掘り起こしていきます。根が深く、掘り起こすのに一苦労でした。
長年遊休化していた農地は水路も土等で埋まっています。それを掘る作業も行い、再生に向けた作業を行っていきます。最後に作業後の集合写真です。
今後は、この開墾した農地を田んぼとして使用していきます。