GAPの推進について
GAPとは、Good Agricultural Practiceの頭文字で、「良い農業の取り組み」のことです。GAPの実践とは、食品安全、労働安全、環境保全、人権保護、農場経営管理の5分野に取り組むことで、持続可能な農業を実現します。
GAPには、国際水準であるJGAPや、ASIAGAP、GLOBALG.A.P.の認証制度があり、審査認証機関による審査によって認証されます。
三重県では、これら国際認証取得の促進と活用を目指して、GAPの取組を推進し、GAPを実践する農業経営体の拡大を図ります。また、産地強化を図るため、産地を対象とした団体認証取得の促進に取り組みます。
みえGAPチャレンジ宣言
これから農業を目指す学生や新たな農業展開を望む農業者等の皆様と、全国の取組事例等を学びGAP認証の重要性・必要性を共有するとともに、農業者、農業関係団体、三重県がGAP認証の取得に挑戦していく契機として、平成29年7月24日に「三重県GAP推進大会」を開催し、三重GAPチャレンジ宣言を発表しました。三重GAP推進方針
三重県では、「県内における国際水準GAPの面的な取組拡大」「GAPの実践指導を行う人材の確保・育成」「GAPの認知度向上による実需者等の理解の促進」の取組を一体的に推進することにより、SDGsの達成に貢献する安全な県産農産物の安定供給につなげることを目的として、新たに「三重県国際水準GAP推進方針 2030」を策定しました。令和6年3月
三重県国際水準GAP推進方針2030 (令和6年度~令和12年度)
三重国際水準GAP支援制度
三重県では、食品安全や労働安全、環境保全への取組及び経営改善、労務管理、経営継承、雇用の安定に資するため、国際水準GAPの取組を推進することで、農業の持続的発展と競争力の強化に向けて支援しています。「三重ガイドラインGAP認証制度」に基づく認証は、令和3年9月30日を期限としていましたが、終了後においても、支援を求める生産者・団体に対して、国際水準GAPの認証取得や実践の取組を重点的にサポートする必要があるため、「三重国際水準GAP支援制度」を令和3年10月から開始しています。
【支援内容】
(1)GAPの取組に対する現地確認の実施及び改善点の指摘
(2)(1)の改善点に係る課題を解決するための提案
(3)改善状況の確認
(4)(1)及び(3)を踏まえた生産者に対する評価の実施
三重国際水準GAP支援制度のイメージ
GAP認証農場
三重県内でGAP認証を取得した農場とその農産物(商品)を紹介します。みえのGAP認証農場と農産物カタログ(令和6年4月版)
GAP関係イベント情報
三重県内で行うGAP認証農産物のPRイベントに関する情報をご紹介します。
県内農業高校等と連携した「県産GAP食材メニューフェア」を開催します!(令和5年10月14、15日開催)「令和5年度産業教育フェア」においてGAP認証農産物をPRします!(令和5年10月21、22日開催)