平成29年度栽培技術に関する理論と実際・ケーススタディとディスカッション(第3回)の開催について(施設園芸・スマート農業合同研修会)
三重県農業研究所では農林水産省「植物工場普及・拡大総合対策事業モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業」により設置された植物工場三重実証拠点の運営を行っております。本年度農林水産省「平成29年度次世代施設園芸導入加速化支援事業(全国推進事業)」における人材育成研修事業を日本施設園芸協会より委託を受け下記の研修会を計画いたしましたのでご案内いたします
なお、今回の研修会は今年9月に行ったオランダスマート農業現地視察ツアーの成果報告会と合同で開催いたします。
記
1目的
農業分野における施設園芸に関して、オランダは世界的にも最先端の取組を行っており、三重県内でもオランダの技術を取り入れた大規模施設園芸を展開する農業者及び事業者(以下、「農業者等」という。)の事例が出てきています。
三重県ではこうした動きを加速させるため、今後事業拡大を希望する農業者等が実際に高効率生産の現場を見て、具体的な事業イメージを持っていただくため、オランダスマート農業に係る現地視察ツアーを7名の方に参加いただき9月に実施いたしました。
そこで、オランダ現地視察ツアーで得られた情報やツアー参加者の今後の事業展望を発表する成果報告会を行うとともに、オランダ以外の施設園芸の現状として、日本の近隣国である中国と韓国での取組について学ぶことで、新たな施設園芸の展開を含めた今後の農業経営の一助としていただくための研修会として開催します。
2 日時 平成29年11月24日(金)13時30分から17時00分まで
3 場所 三重県合同ビル 3階 G301会議室(津市栄町1丁目891)
4 研修会プログラム
≪第一部≫ 13:30~15:05
「平成29年度栽培技術に関する理論と実際・ケーススタディとディスカッション(第3回)」
(1)13:30~13:35( 5分) 開会あいさつ
(2)13:35~15:05(各45分) 海外での施設園芸の取組について
① 講演1「韓国の施設園芸を取り巻く現状について(仮題)」
農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門
野菜生産システム研究領域 上級研究員 安 東赫(アン ドンヒョク)氏
② 講演2「スペインの施設園芸を取り巻く現状について(仮題)」
イノチオアグリ株式会社 取締役開発部長 石黒 康平氏
≪休 憩≫ 15:05~15:15
≪第二部≫ 15:15~16:30
「オランダスマート農業現地視察ツアー成果報告会」
(3)15:15~16:30(75分) 視察報告及びツアー参加者7名とのパネルディスカッション
① 「オランダスマート農業現地視察ツアーを踏まえたオランダでの施設園芸の現状について(仮題)」
農業研究所 野菜園芸研究課 課長 礒崎真英、フードイノベーション課 中村 領介>
② ツアー参加者7名の視察成果及び今後の事業展望の発表
③ その他、会場参加者との意見交換の実施
(4)16:30 閉会あいさつ
≪第三部≫ 16:30~17:00(30分)
ネットワーキングレセプション
※講師と参加者との名刺交換等による交流(参加希望者のみ)
5 定員 60名
6 主催 三重県(農林水産部フードイノベーション課、農業研究所)
7 参集範囲 農業者・企業、関係団体、研究関係者、行政関係者、農業大学校で学ぶ生徒、農学を専攻する学生等
8 申し込み方法:下記申込書に必要事項を記入のうえ、11月22日(水)までにFAX(059-224-2521)または電子メール(f-innov@pref.mie.jp)により三重県農林水産部フードイノベーション課まで送付願います。
申込書(word)
申込書兼チラシ(PDF)