農業集落排水事業のメリット
1. 短期間で整備が完了します。
- 農業集落排水は単独または複数の集落ごとに整備するので、6年間の限度工期内で整備できます。
2.地域一体で着実に水環境を改善できます。
- 水環境の改善に欠かせないのが、地域一体での取り組みです。
農業集落排水は地域全体で水質の着実な向上を目指します。
- 浄化槽の整備は多くの場合、個人にゆだねられるため、設置の足並にバラつきが生じます。
また、家屋が密集した地域では施設の設置自体が困難なケースもあります。
- 高度処理タイプの施設が数多く開発されている農業集落排水では、水質汚濁法に基づく総量規制や地域のニーズに的確に対応できます。
3.少ない負担で大きな効果が望めます。
- 平成11年度から4年間で約3割のコストダウンを実現しました。
- 農業集落排水は処理施設で一括処理を行うため、維持管理コストの低減と安定した処理性能の実現が可能です。
- 建設コストに維持管理コストを加えたトータルコストでは、有利になります。
4.適正な維持管理で、安定した処理性能を実現できます。
- 市町村が一括管理する農業集落排水は、適正な維持管理により良好な処理水質が確保され、地域の水環境改善に貢献します。
5.汚泥の農地還元で有機資源のリサイクルを推進します
- 農業集落排水施設の整備にあわせて汚泥のコンポスト化施設を一体的に整備できます。
処理水の再利用と合わせ、汚泥を効率的に収集・処理し農地に還元することにより、水と有機資源のリサイクルが実現します。
※ 図やグラフについては、社団法人 地域資源循環技術センターのホームページより引用しています。