この取組は、毎年、松阪林業研究会(川井会長)のメンバーが指導者となり、シイタケの菌打ち体験を通して、普段スーパーなどで売られているシイタケが、どの様に栽培されてどの様に発生するのかを児童に学んでもらう機会となっています。
この日は、最初に松阪農林事務所の職員からきのこの話について講義を受け、次に原木シイタケ生産者の前川さんから、シイタケができるしくみや菌打ちの方法について説明を受けたあと、児童らは5班に分かれて、用意されたコナラの原木にシイタケの種駒を打ち込む作業を体験しました。
植菌後、30本のほだ木を校庭裏まで運び、松阪林業研究会のみなさんと一緒に仮伏せ作業を行いました。参加した児童からは、菌打ち作業が楽しかったとの声が聞かれ、貴重な体験となったようです。
シイタケの発生には約2年の期間を要しますが、児童の皆さんが6年生となった2年後の秋に、シイタケのほだ木を各自持ち帰る予定となっています。
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■きのこの話について聞く児童の皆さん
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■菌打ち作業を体験
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■ほだ木の運搬作業
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■仮伏せ完了