令和元年8月22日(木)~23日(金)の2日間、三重県立飯南高等学校2年生の生徒5名が林業職場体験研修に参加しました。
この取り組みは、県が実施する高校生林業職場体験研修事業として行っている研修で、高校生を対象に伐採や林業機械の操作などの林業職場体験学習を実施することで、林業を自分の職業選択肢の一つとして考えていただき、林業就業者の確保につなげて行くことを目的として実施しているものです。
研修では、松阪飯南森林組合の職員が指導にあたり、1日目に林業機械操作を体験したあと、2日目はチェーンソー操作を体験しました。
林業機械操作体験では、プロセッサ等の高性能林業機械の操作体験を行い、複雑な機械操作に苦戦しながらも、松阪飯南森林組合の職員のアドバイスを受けて、集材作業を体験しました。
チェーンソー操作体験では、午前中に操作についての講義を受けたのち、同森林組合の土場内で丸太を使った造材作業体験をしました。
午後からは、実際の施業現場へ移動し組合職員から伐倒の実演と伐採方法や安全作業について説明を受けたあと、スギの伐採作業を実際に体験しました。伐採の際は、とても真剣な表情で取り組み、伐倒後には「すごく緊張した。」といった感想が聞かれました。
今回の研修をきっかけに、近い将来、新たな林業の担い手として活躍されることを期待したいと思います。
■高性能林業機械(プロセッサ)の操作を体験
■チェーンソー操作体験
■伐倒方法について指導を受ける生徒の皆さん
■チェーンソーによる伐採体験