平成30年10月23日(火)~25日(木)の3日間、三重県立飯南高等学校の生徒6名が林業職場体験研修に参加しました。
この取り組みは、県が実施する高校生林業職場体験研修事業として行っているもので、高校生を対象に伐採や林業機械の操作などの林業職場体験学習を実施することで、林業を自分の職業選択肢の一つとして考えていただき、林業就業者の確保につなげて行くことを目的として実施しているものです。
研修では、松阪飯南森林組合の職員が指導にあたり、1日目に森林調査を体験したあと、2日目からは3名×2班に分かれて機械操作体験が行われました。
林業機械操作体験では、スイングヤーダ等の高性能林業機械の操作を行い、複雑な機械操作に苦戦しながらも、松阪飯南森林組合の職員のアドバイスを受けて、集材、造材作業を体験しました。
チェンソーを使った伐木・造材研修では、飯南高校の学校林内で、1人1本チェンソーで伐木し、玉切りを行いました。初めてチェンソーを使った際には腰が引けていましたが、研修過程で徐々にチェンソーに慣れたようでした。
イメージ通りに伐るのは難しかったようで、「(受け口の)斜め切りの角度の調整が難しい」といった感想が聞かれました。
今回の研修で、生徒の皆さんは、終始、熱心に説明を聞いており、林業機械操作体験の際には真剣な表情で取り組んでいました。
今回の研修をきっかけに、近い将来、新たな林業の担い手として活躍されることを期待をしたいと思います。
■搬出間伐の現場でチェンソーの説明を熱心に聞く生徒の皆さん
■機械操作を体験
■切り口について指導を受ける生徒の皆さん
■チェンソーによる伐倒作業を体験
■チェンソーを使用して玉切りに挑戦