平成29年12月3日(日)、多気郡大台町で自伐林業促進のための研修会を開催しました。
この研修会は、三重県と大台町内の「みやがわ木の駅プロジェクト」の共催で実施したもので、大台町下真手の山林で14名が参加して行いました。
研修開始前に林業労働災害の現状や安全な作業を行う上での基本的なルール等について簡単な座学を行った後、地元の自伐林家の方が講師を務め、午前中は立木の伐採の研修を、また午後は倒した木の造材と搬出の研修を行いました。
今回の研修には大台町のほか、伊勢市や伊賀市からの参加者もあり、参加者からは「参考になった。」「面白かった。」等の意見をいただきました。
三重県では、林業の裾野を拡げ、森林の整備や山村地域の活性化を図る事を目的に「自伐型林業」を促進していきたいと考えています。
今後も各地域で自伐を目指す方を対象とした研修会を開催する予定です。
今後の研修会のスケジュール
http://www.pref.mie.lg.jp/SHINRIN/HP/m0116700006.htm
伐木研修の様子。
立木を倒す方向を見定めてから伐倒します。
受け口、追い口をきちんと作り、伐倒を行います。
倒した木は、運びやすいように玉切りを行いました。
道端までの搬出は、人力で行いました。
軽トラに積み込んで、土場へ搬出。
今回集めた材は、製紙用チップの原料として使われます。