平成29年9月8日(金)、松阪市の大河内小学校の6年生12名が、松阪市矢津町にある学校林で林業体験学習を行いました。
この演習は、毎年同小学校が実施しているもので、当日は樹齢60年ほどのスギやヒノキの森林の中で松阪林業研究会の指導による林業体験を行いました。
生徒たちは、登山口から山道を30分ほど歩いて学校林に到着すると、松阪林業研究会の松田会長から学校林についてのお話や体験するうえでの注意点などの説明を受け、それから間伐の体験学習を行いました。
まずは林研のメンバーがチェーンソーで立木に切り込みを入れ、その木にかけたロープを生徒全員が引っ張って木を倒しました。隣の木の枝に引っかかったりしてなかなか倒れませんでしたが、皆で力を合わせて木を倒すと歓声があがっていました。
次に、倒した木の枝をのこぎりで落としたり、専用の道具で皮をはぐ作業を体験しました。
この時期は皮と幹の間に水分が多いので皮がむけやすく、生徒たちは皮がきれいにむける感触や、むいた後の木の肌の美しさ、つるつるした感触を大いに楽しんでいました。
体験学習の後は見晴らしの良い山の中腹でお弁当を食べ、帰途につきました。
大河内小学校では、今年の冬には4年生を対象に原木しいたけの菌打ち体験を計画しています。
学校林に向けて、登山開始!
結構険しい山道を
一列になって進みます。
学校林到着
間伐作業に入る前に、自己紹介と説明を受けました
皆で息を合わせてロープを引いて、木を倒しました。
倒した木の枝をのこぎりで落として、
皮をむきました。
倒した2本の木はあっという間につるつるに。
この木は何歳? 「年輪が細かくて見えないよー。」
学校林から松阪市内を眺望。お昼ご飯はここで。