松阪林業研究会(会長 松田 和生 会員9名)は、旧松阪市の自伐林家が中心となり昭和53年ごろに発足しました。
発足当時は20数名の会員が加入しており、これまで育林技術の向上や林業経営の改善に向けて会員がお互いに研鑽を積んできました。
近年は地元の小中学生に向けての林業教室を継続して実施しており、松阪市立中部中学校の職場体験学習の受入や松阪市立大河内小学校の学校林での林業体験を10年以上継続しています。
職場体験学習は松阪市教育委員会が「中学生職場体験学習 わくわくワーク」として毎年実施しているもので、松阪林研では例年数名の生徒の受入を行っています。
今年も6月6日~9日の4日間、中部中学校の3年生7名を受け入れることになり、林研のメンバーが講師役となって選木・間伐・皮むき・チェンソー体験・木工・ロープワーク・原木しいたけの発生準備作業などの林業体験学習を行いました。
生徒たちは、何もかも初めて体験することばかりのようで、特にチェンソーの操作は緊張しつつも楽しそうに体験していました。
全員が講師役の林研メンバーの話を良く聞き、各種の体験メニューをこなしていきました。
松阪林業研究会のメンバーから間伐についての説明を聞く生徒たち。
初日と最終日は、間伐する木を選び、実際に伐倒を行いました。
次にチェーンソーの使い方を教わりました。
いよいよチェーンソーで伐倒。
皆さん初めてにしては上手く伐ることが出来ていました。
伐り倒した木は、すぐに皮を剥きました。
2日目は木工やロープワークを行いました。
3日目は椎茸の収穫や、原木の伏せ込みの体験を行いました。
今回、林業を体験した中部中学校3年生の皆さんと、松阪林研のみなさんです。