東ティモール民主共和国はアジア地域で最も新しく、2002年にインドネシアから独立した国です。
面積は東京、千葉、埼玉、神奈川の合計面積とほぼ同じで、人口は約120万人ほどで、
国内の森林は焼き畑農業により伐り尽くされてほとんど木が生えていない状況だとお聞きしました。水の確保や森林の活用による国土保全・産業振興が国としての課題のようです。
そのような状況の中、水源林の管理手法や森林の資源活用についての情報を得るため、東ティモールの農林省で働く職員や森林官の3名が大台町を訪問しました。
大台町役場職員から町の概要や水源林の公的管理等についての説明を受けた後、水源林現地や広葉樹をつかった新商品開発の状況、特用林産物としてのミネラルウォーターの製造工場等を見学しました。
この中で特に広葉樹からのアロマオイルの抽出には興味を持ったようで、樹種や製造方法について質問が出ていました。
アロマオイルの良い香りに興味を持たれた様子でした
町が管理する水源林について、現地で説明を受けました
アロマオイルの抽出工房では、その方法と東ティモールでの可能性について意見交換が行われました
ミネラルウォーター「森の番人」の工場見学の様子
広葉樹植栽の現地で、その方法と考え方について説明を行いました