この講習会は今年度からスタートした森林・林業躍進プロジェクト事業により三重県から松阪飯南森林組合に業務を委託して実施しました。
講習会は平成27年1月から松阪市で始まった「森林活(もりかつ)プロジェクト」の登録者を対象に、チェーンソーの取扱についての知識を深めてもらい、より安全に活動してもらうために開催したもので、松阪飯南森林組合及び中勢森林組合から講師を招き、座学と実技形式の講習を行いました。
初日はチェーンソーによる伐倒方法についての講義や、行ってはいけない危険な作業や事故事例についての講義、関係法令等についての講義があり、2日目はチェーンソーの構造やメンテナンスについての講義とチェーンソーの取扱の実技講習を行いました。
2日間の講習修了者には労働安全衛生規則で定められた特別教育の修了証が交付されました。
「森林活(もりかつ)プロジェクト」は松阪市内の未利用間伐材を有効活用することを通して地域振興と林業活性化を目指す取り組みで、平成27年1月からスタートしています。
これまでの活動で未利用間伐材約1,200トンが集められ、バイオマス発電要の木材として活用されています。