発足当時は20数名の会員が加入しており、これまで育林技術の向上や林業経営の改善に向けて会員がお互いに研鑽を積んできました。
近年は地元の小中学生に向けての林業教室を継続して実施しており、松阪市立中部中学校の職場体験学習の受入や松阪市立大河内小学校の学校林での林業体験を約10年続けています。
職場体験学習は松阪市教育委員会が「中学生職場体験学習 わくわくワーク」として毎年実施しているもので、松阪林研では例年数名の生徒の受入を行っています。
今年も6月9日~12日の4日間、中部中学校の3年生10名を受け入れることになり、林研のメンバーが講師役となって間伐・皮むき・チェンソー体験・木杭づくり・原木しいたけの発生準備作業などの林業体験学習を行いました。
生徒たちは、何もかも初めて体験することばかりのようで、特にチェンソーの操作は緊張しつつも楽しそうに体験していました。
全員が講師役の林研メンバーの話を良く聞き、各種の体験メニューをこなしていきました。