この体験学習は同校で10年以上続くもので、松阪林業研究会の松田会長とメンバーであり椎茸生産者の前川さんの指導のもと行われました。
はじめに菌床しいたけと原木しいたけの違いなどについての話を聞いた後、さっそく菌打ち体験を行いました。
あらかじめドリルで菌を打ち込む穴をあけてもらった松阪市産のクヌギの丸太を受け取り、3班に分かれてシイタケの駒菌を金づちで打ち込む作業を行いました。
菌の打ち込み忘れがないかをみんなで確認してから、原木をリヤカーに積み込んで運搬し、校内の一角に仮伏せを行いました。
初めての菌打体験に、子どもたちからは「菌を打ってシイタケが生えてくるとは知らなかった」「駒菌を打ち込む作業が楽しかった」などの感想が聞かれました。
今回菌打ちをした原木からは、再来年の秋ごろにようやくシイタケが収穫できる予定です。
子どもたちが6年生になった秋ごろに、自分たちが菌打ちしたシイタケを学校給食で味わうことになっています。