台風18号における宮川ダムの防災操作(洪水調節)の効果
宮川ダムでは、大雨の時に急激に増水する河川の水の一部をダムに貯める
防災操作(洪水調節)を行い、ダム下流域の洪水被害の軽減を図っています。
今回の台風18号では、大台町に大雨警報が発表され、10月4日23時から6
日8時までの流域平均累計雨量が329ミリに達し、大和谷観測所における最
大時間雨量は73ミリを観測しました。(6日4時)
この降雨により、6日4時44分宮川ダムに最大で毎秒1,434m3の流入が
発生しましたが、全量をダムに貯留し、下流への増水を低減しました。
今回の防災操作により、宮川下流の度会郡玉城町内にある岩出水位観測所
地点では約1.86mの水位低減により、はん濫注意水位以下に抑える効果が
あったと推定されます。(速報のため数値は変更することがあります)
関連資料
岩出水位観測所地点の水位低減・効果(ハイドログラフ・放流状況写真を追加)(平成26年10月7日14時追加)(PDF(2680KB)) 関連資料
岩出水位観測所地点の水位低減・効果(PDF(1274KB))