三重ごみ固形燃料発電所(RDF貯蔵槽)事故に伴うダイオキシン類RDF事故直後の敷地境界を含む周辺環境
調査(本調査)のうち、大気および水質の結果を公表します。
大気環境
8月21日~22日(24時間採取)に発電所敷地境界3地点で行った本調査の結果は、0.46~1.3
pg-TEQ/m3であり、2地点で環境基準値(0.6pg-TEQ/m3)を上回りました。
8月22日~29日(1週間採取)に周辺6地点(桑名市嘉例川、桑名市大山田、東員町城山、東員町笹
尾、多度町御衣野 および 多度町力尾)で行った本調査の結果は、0.038~0.079 pg-TEQ/
m3であり、すべての地点において環境基準値を下回り、異常は認められませんでした。
発電所敷地境界で大気環境基準を超過しましたが、環境基準は、「長期的な影響の観点から人の健康を保護
するうえで維持することが望ましい基準」として定められたものであるため、一時的にこの値を超えたとして
も、ダイオキシン類により健康が損なわれるものではありません。
水質環境
8月20日に発電所調整池、放流口および沢地川上下流3地点の計5地点で行った水質調査の結果は、
0.027~0.83pg-TEQ/Lであり、すべての地点において排水基準値(10 pg-TEQ/L)
または環境基準値(1 pg-TEQ/L)を下回り、異常は認められませんでした。
3 今後の方針
土壌4地点の本調査結果についても、9月中頃に判明する予定です。
結果については、公表していきます。
関連資料
ダイオキシン類環境調査結果(本調査) (PDF形式 : 13KB)