セアカゴケグモを見つけたら
セアカゴケグモ
県内では、ほぼ全域で確認されています。
セアカゴケグモは強い毒を持っていますが、突つかれると驚いて死んだまねをするなど、攻撃性もなくおとなしいクモです。素手でさわらない限りかまれることはありません。
クモの生息場所は、屋外のブロック、プランター、庭石や墓石の間やくぼみ、排水溝の側面、グレーチングの裏、マンホールの裏などです。
もし、それらしいクモを見つけた場合、くれぐれも素手でさわったりしないよう気を付けてください。
●セアカゴケグモ
腹部の背面が黒く赤い模様を持つのがメスで全長7~10ミリ、オスは4~5ミリで白っぽい。オス・メスともに、腹部の裏面に四角あるいは砂時計型の赤色の模様が見られます。人に向かってくることはありませんが、さわるとかまれる場合があります。メスにかまれると患部がはれて痛み、毒が全身に回った場合には発汗や吐き気、頭痛などの症状が出ます。オスは毒を持っていません。世界的にもセアカゴケグモによる死亡例は極めて少なく、国内での死亡例はありません。
写真のようなクモを見つけたら
1.素手でさわらないようにしましょう。 保護者の方は子どもがさわらないよう、気を付けてあげてください。
2.駆除しましょう。
素手でさわらず、市販の殺虫剤などで駆除する。又は、害虫駆除業者に相談してください。
もし、かまれたら
1.患部をよく水で洗う。
2.病院へ行く。
かんだクモを、フタ付きの入れ物に入れて持っていくと、治療の手助けになります。
参考:日本の外来種対策(環境省)
【おことわり】
当ページでは、人とセアカゴケグモとの関わり方について、一般的な内容を記載しています。
三重県では、セアカゴケグモをはじめ、害虫などの直接的な駆除は行っておりません。