令和6年12月1日(日)に、大台町薗にある奥伊勢フォレストピアにて「山の謎解きウォークラリーin奥伊勢 妖怪牛鬼と魔よけの大鋸」が開催されました。
こちらのイベントについては、自然に触れて学ぶ機会を創出するため、みえ森と緑の県民税を活用して実施したものです。(委託先:特定非営利活動法人大杉谷自然学校)
当日は雲一つ無い快晴に恵まれ、またフォレストピア周辺の紅葉もちょうど見頃となっている、ウォークラリーをするには最高の状況でした。
最初に、地元の昔話でもあり、今回の謎解きのストーリーともなっている妖怪牛鬼の物語の導入部が演劇として行われました。
演者は大杉谷自然学校の職員を中心とした演劇の素人ばかりであったものの、演劇に造詣のある方から指導を受け練習を行うことで、短時間ではあったものの迫真の演技を見せることができました。
その後、家族単位でウォークラリーを開始し、それぞれのチェックポイントで木の匂いを当てたり、箱の中身を触ってみたり、目指す重さを目指して木を切ったりと、その場に来ないと感じることができない五感を駆使したクイズや謎々を解いて答えを探しました。
最終的には参加者全員で大きな謎を解き、探していた大鋸を見つけて謎解きウォークラリーは終了となりました。
その後は、昔に実際に木を伐採していた鋸や、切った木を板にしていた鋸を使う貴重な体験も行いました。
参加者からは「自然の中を歩きながら謎を解き、自然に触れ、学ぶ体験ができて楽しかった」という感想がありました。
今回、自然に触れる機会の創出としてイベントを実施しましたが、大杉谷自然学校さんの大変な頑張りで非常に充実したイベントとなりました。
自然の中で、五感を使った遊びをすることは、子供の非認知能力の向上にも役立つと言われているそうです。
今後も引き続き、自然に触れ合える機会を提供できればと考えています。