我が国初めての長距離自然歩道として1974年に完成した東海自然歩道は、令和6年度に50周年を迎えました。
東海自然歩道は、東京の「明治の森高尾国定公園」から大阪の「明治の森箕面国定公園」までを結ぶ、11都府県にまたがる長距離自然歩道となっています。
緑豊かな自然と貴重な歴史文化財を訪ねながら心身の健康と安らぎを得るため、また手軽に楽しく安全に自らの足で歩くことを通じて、豊かな自然や歴史・文化とふれあうことができる場所として昭和45年に整備が始まりました。
また、整備が始まった頃の社会課題に応えるため「人間性の回復」、「歩くことの復権」、「自然保護の防波堤」などの役割も期待されながら、現在に至るまで歩き継がれています。
デイハイクやセクションハイクで季節を変えながら何度も訪れたり、スルーハイクに挑戦したり。
一人でのんびりと歩いたり、仲間と一緒に歩いたりと、楽しみ方は人それぞれです。
50周年を迎えた東海自然歩道を、今一度新しい思いで歩いてみてはいかがでしょうか。
環境省 東海自然歩道HP