自然公園の特別地域においては、野生動物(哺乳類と鳥類)に餌付けをする行為は法律により禁止されています。
自然公園の地域内外を問わず、野生動物を餌付けする行為は、もともと動物が持っている餌を見つける能力(自然環境で生き抜く能力)を低下させ、また給餌を受けた特定の種類の動物が増えることによる生態系のバランスの崩壊につながる可能性があります。
また、餌を求めて野生動物が人里に出没することにより、野生動物と車が接触するなどの交通事故が発生する可能性が高まるのみならず、農林業への被害や人への直接的な被害を助長する恐れがあるなど、様々な害を引き起こす可能性があります。
餌付けは、人にも野生動物にも不幸な結果を招きかねません。
野生動物とは適切な距離を保ってくださいますようお願いします。