鈴鹿国定公園の第2種特別地域である亀山市関町坂下地内において、複数個所で立木の無許可伐採が確認されました。
同地域は森林法における保安林にも指定されており、森林保全及び自然環境保全のため重要な地域になっています。滋賀県の稜線付近(登山道)で確認され、植生が回復しない場合は土砂の流出など環境への影響が懸念されます。
このため、伐採が確認された近くの歩道、3カ所・5本(分岐点等)に注意標識を設置しました。
森林の保全・自然環境の保全についてご理解とご協力をお願いします。
※森林には、木材として利用されるだけでなく、雨水を蓄えて少しずつ供給してくれる水源かん養としての役割、洪水や土石流などの発生を防ぐ役割などの様々な機能を持っています。
水源かん養などの公益目的をもつ森林は、保安林に指定されています。