井村屋グループ株式会社が、津市白山町佐田地内の山林で森づくり活動をスタートするにあたり、浅田代表取締役会長と、前葉津市長、鈴木知事が出席して、井村屋「アズキキングの森」森づくり宣言書調印式を行いました。
井村屋グループ株式会社では、会社設立以来、商品の製造など、様々な場面で雲出川の水の恩恵を受けてきました。このたびは「企業の森」として、雲出川の源流の1つである佐田川流域にある津市白山町佐田地内における5.5haの山林で、4年3か月にわたり、広葉樹の植栽や森林整備、遊歩道の設置、さらにはビオトープづくりなどに取り組んでいただきます。
井村屋グループ株式会社の浅田会長からは「創業120年、会社設立70周年の節目であり、地域に恩返しがしたいと考えていた中、『アズキキングの森』として企業の森に参画いたしました。長年、雲出川の水の恩恵を受けていることから、今回の活動を通じて環境整備のお手伝いをし、きれいな水に恩返しがしたいと考えています。ビオトープをつくることで多様な生物が共生できる環境ができ、社員だけでなく、地域の方々にも遊びに来ていただきたいと思います。」とご挨拶をいただきました。
今回の井村屋グループ株式会社の取組で、三重県が進める企業の森は47件となりました。今後も、このような取組が広がり、森づくり活動に参加していただく皆さまに、森林の大切さを理解していただき、そして、三重の豊かな森林を未来に引き継いでいけるよう、取り組んでまいります。