この大会は、小学校、中学校及び高等学校(部活動、委員会等含む)並びに団体(こどもエコクラブ、緑の少年団等含む)等で、児童、生徒が中心となって、過去複数年において野生生物保護に関する活動や生態観察、研究等を行い、優れた成果を収めた学校等の中から、鳥や昆虫等の専門家等で構成される審査会において、10校の学校が選抜され、全国大会において自分たちが取り組んできた野生生物の保護活動について発表するものです。
当日、発表後に審査が行われ、環境大臣賞、文部科学大臣賞、林野庁長官賞、(公財)日本鳥類保護連盟会長賞、環境省自然環境局長賞及び(公財)日本鳥類保護連盟会長褒状の各賞が決定し、三重中学校・三重高等学校は文部科学大臣賞を受賞し、同日表彰されました。
(公財)日本鳥類保護連盟提供
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(公財)日本鳥類保護連盟提供
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1 賞の名称及び受賞者
2 活動内容
【地元の松名瀬干潟を調べ、知り、知ってもらい、守ろう】
三重県松阪市にある日本の重要湿地500に選ばれている松名瀬干潟は、干潟の典型である前浜・潟湖・河口の3つとも存在し、生物相が豊かで、絶滅が危惧されている生物が多数生育しています。この干潟において、9年前より毎月1回大潮の際に生物相調査を行い、そのデータを使って、生徒自身が企画・運営した観察会や清掃活動を実施しています。また、生物多様性保全の理解を広げるために、三重中学校・三重高等学校内のみならず、地元の小学校に対しても授業を行っており、更には本活動の一環として、海の栄養元となる森林について、緑のダム実験などの調査・研究を始めています。
3 第54回全国野生生物保護実績発表大会の概要
(1)大会の趣旨等
全国の学校やこどもエコクラブ、緑の少年団等の団体が、野鳥をはじめとする野生生物(動
植物)の生態調査や研究、保護・保全活動を通して得た経験や活動状況等を本大会で発表し、
子どもたちの野生生物保護への関心と理解を深める機会として開催されています。
(昭和41年から毎年開催され、今回で第54回目の開催となります。)
(2)日時
令和元年11月25日(月) 午前10時45分から午後5時まで
(3)場所
中央合同庁舎第5号館 2階 講堂
(東京都千代田区霞が関1-2-2)
(4)その他
詳細については、次の環境省報道発表資料のホームページをご確認ください。
https://www.env.go.jp/press/107444.html
各受賞校の活動内容等については、【別紙】審査結果及び発表校活動内容一覧 をご参照くだ
さい。