学校現場で、森林環境教育を取り入れていただくため、8月26日に国立大学法人三重大学において、同大学教育学部の平山大輔准教授に、幼・保・小・中・高の先生を対象とした講義と実習を行っていただきました。
講義では、「森林環境教育を学校で始めるために」と題して、今森林では何が問題なのか、現状はどうなっているか、そして森林環境教育を学校で取り入れていくためには、まずは「校庭の木に目を向けることから始めよう」とお話をしていただき、その後、大学の校庭へ出て実習を行いました。
実習では、木の特徴や木にまつわる話を教えていただきながら、幹の周囲の測定も行いました。
実習後、再び教室へ戻り、校庭の木を使ってできることのお話のまとめと、測定した幹の周囲からその木が貯えている二酸化炭素量を計算し、自分たち1年間のくらしを支えるために必要な木の本数を調べました。
この研修を通じて、先生方にも木への関心を持っていただくことができ、校庭の木から森林環境教育が出来ることを実感していただけたと思います。
今後も、このような研修をはじめ、森林環境教育を推進していきますので、よろしくお願いいたします。