この制度は、京都議定書で国際的に認められている「森林吸収量」算定手法を用いて、企業やボランティアが社会貢献として実施した森林整備を、森林の二酸化炭素吸収量で数値化し、広く社会にアピールしようとするもので、三重県では平成22年度から取り組んでいます。
認証書は、企業CMやホームページのほか、環境報告書やCSRレポートなど企業が作成する報告書に活用できますが、排出量取引などクレジット化はできません。
今回認証書の交付を受けた3社はいずれも「企業の森」に取り組んでいる企業で、平成22年度に実施した、植栽や下刈、間伐などの森林整備の内容に応じで算出された吸収量の認証を受けました。認証された3社の吸収量の合計は約68二酸化炭素トンで、これは一般の家庭から1年間に排出されるCO2の14世帯分に相当します。