「東海ゴム松阪の森」と命名された森林では、区域面積30haの人工林で毎年約5haずつ間伐を実施し、森林環境の保全と地域住民との交流を進めていく計画です。
今回、この森林整備活動の実施に先立ち、平成22年8月26日にプラザ洞津で、東海ゴム工業の西村義明社長、勢津地区森林整備員会の藤田昌廣代表、山中松阪市長、江畑三重県副知事の四者が、森林づくり宣言書への調印を行いました。
調印後、西村社長は、「今回の調印を大変嬉しく思っています。弊社は、社会貢献活動を通して、社会との信頼関係の築きながら、豊かな社会にづくり寄与するという理念のもと、「環境との共生」にも力をいれています。すでに、2008年から長野県において「東海ゴムの森づくり」に取り組み、里山保全の経験を積み重ねてきましたが、この度、弊社の松阪製作所がございます松阪市にて、「東海ゴム松阪の森づくり」の活動が行えることは、地域の一員としてすばらしい機会を頂けたなというふうに考えています。森林は持続可能な社会を支える社会全体の共有財産で、今回の活動を通じて少しでも貢献ができればと考えており、地元勢津地区の皆様との交流事業を行う中で、人と人との絆を深めまして、東海ゴム松阪の森があってよかったと思っていただけるように願っています。」と述べられました。
東海ゴム工業の森林づくり活動については、松阪飯南森林組合に委託して間伐を進めますが、年に2回程度は、社員ボランティアによる間伐作業を行う予定で、今年は10月10日に第1回目の活動を行う予定です。