「JAバンクの森・津」と命名された森林では、0.41haの原野にヤマザクラなどの広葉樹400本を植栽し、その後の管理を森林組合に委託する計画で、「JAバンクの森・名張」では、40年~50年生のスギ・ヒノキ林10haの間伐を実施することで、森林環境の保全を図るとともに二酸化炭素の吸収量を確保していく計画です。
今回、この森林整備活動の実施に先立ち、平成22年4月21日にホテルグリーンパーク津で、JAバンク三重の北出経営管理委員会会長、松田津市長、前田名張市副市長及び江畑三重県副知事の四者が、森林づくり宣言書への調印を行いました。
調印後、JAバンクの北出経営管理委員会会長は、「県下15農協、地域の皆さんのあたたかいご支援のおかげで、目標としていた貯金残高が2兆円を突破することができました。ご支援に感謝し、地域の皆さんに少しでも還元できればと考え、県の「企業の森づくり」に参画することのほか、エコ定期貯金の創設による「緑の募金」への寄付、さらに県下の小学校への野菜・花の種の贈呈をすることとしました。また、こうした取り組みを継続的に行う計画で、今後も1,000億円貯金残高が増えるたびに、企業の森づくりに参画していくこととしています。」と述べられました。
JAバンクの森林づくり活動については、5月4日の「みどりの日」に、津市安濃町の「JAバンクの森・津」で、職員や組合員のほか家族の皆さんで、植樹イベントが開催されます。