これは5月に行われた「開始式」の後に進められていた、間伐整備が完了した森林の周囲に花木等の植樹を行ったものです。
当日はトヨタ車体(株)いなべ工場の社員と家族、地元の大字阿下喜自治会及び阿下喜生産森林組合関係者など、スタッフを合わせて約180名の参加がありました。
最初に活動地に隣接する「万葉の里公園」で各代表者の挨拶をいただき、続いて「企業の森」活動場所の愛称が公表されました。これは総数266点の応募作品の中から選ばれたもので、「いなべ いきいき・ふれあいの森」が最優秀賞として愛称に決定し、発表されました。
その後は場所を森林内に移し、代表者による記念植樹と参加者による植樹が行われました。ヤマザクラやイロハモミジなど合計280本の苗木が植えられ、中には将来いなべ市内からプロ野球選手が出ることを夢見て、バット製作に適したアオダモも少数ですが植えられました。
植栽完了後は、いなべ市の特産物による試食会や地元佐藤林業の協力による丸太切り競争と木工クラフトが行われました。地元産赤米で作られたおにぎりに舌鼓を打つ方、決められた重さに合うように目分量で丸太を切った後、それを秤にかけて一喜一憂する親子、ドングリや枝などを使って自分だけのアクセサリー作りに熱中する子供たちなど、多くの方が楽しい一時を過ごしていただいた様です。
「いなべ いきいき・ふれあいの森」整備活動は5年間の計画で行われます。植樹式は来年からは地元の方々の参加もいただく予定とのことで、この活動により地域環境の改善と、相互交流による地域振興の促進がますます盛んとなることを期待します。