今回、この森林整備活動の支援の実施に先立ち、三重県庁でトヨタ車体株式会社といなべ市及び三重県の三者の間で「森林づくり宣言書」の調印式を行いました。
この宣言書では、この森林を通じて環境保全・環境啓発促進するためにこの森林を整備し水源涵養などの公益的機能の高い森林の育成を支援し、地域の皆様と協働して森林づくり活動に取組むことを三者で確認するとともに、トヨタ車体株式会社が行うこの取り組みに県及びいなべ市が協力する事を確認しました。
調印式の中で、森田専務取締役は、「車を生産しお客様に渡してからも二酸化炭素を排出するということを深く自覚しており、自動車産業として、自然環境の中になにかお返しすることはないかということで、昨年から緑化ということを始め、インドネシア、愛知県についで3例目」だと紹介しました。
また、「社員の環境意識を高めるということにも大変意義があると思われ、具体的には決まっていないが社員の植栽作業への協力も考えられる」と話されました。
今後、5年間に約9haの森林を間伐し、その開いた空間に広葉樹を植栽し、公益的機能の高い森林としていくことを目指しています。