当日は、あいにくの雨でしたが、間伐班30名がチェーンソーを使った伐採作業を実施し、2時間でおよそ80本の伐採を行いました。また、別の班では、間伐材でベンチづくりを行ったほか、マイ箸づくりも行われ、有意義な1日を過ごされました。
前回の「森でeこと」では、のこぎりを使った間伐作業でしたが、今回はチェーンソーを使った本格的な作業です。参加者全員が初心者であったことから、事前にその危険性や安全確保についての指導を十分に行った上、伐採現場では、阿波生産森林組合と県の指導者がサポートすることで、初めての間伐にチャレンジしていただきました。
伐倒方向を定め、自分の逃げ場を確認してから、受け口をつくり、作り終えたら再度確認、そして追い口を切る、という一連の作業の中で、かかり木とならないように伐倒方向を考えることや、追い口を切りすぎると、伐採時に根元が跳ね上がってとても危険なことなどを学んで頂きました。
何でも経験です。1本切り終えると参加者は、伐らなければならない木を次々に伐採するようになり、ロープを引っ張る仲間とともに、安全、確実に伐採する方法を身につけていただいたようでした。