令和5年3月4日(土)に、上野森林公園で開催された森林教育イベント『親子で大工体験~みんなで作ろう!!ウッドベンチ~』で、水辺のテラスにある老朽化したウッドベンチの修繕作業が行われました。
この森林教育イベントは、『みえ森と緑の県民税』を活用して開催されており、当日は、8家族23名の親子が参加していただきました。
参加者には、今回のウッドベンチの修繕作業に使用するヒノキの木材が、材料として利用できるようになるまでを知ってもらうために、ヒノキの苗木から木材になるまでのスライド映像や、現地に生えているヒノキを見学してもらい、木が大きく育ち木材として利用できるようになるには、何十年も手を掛けて育てていることを学んでいただきました。
その後、水辺のテラスに移動して、大工さんに講師をしていただき、ノコギリやカナヅチの使い方を教わりながら親子で力を合わせて木材の加工や組み立てを行い、新しいウッドベンチが完成しました。
また、体験イベントで大人気の『ヒノキ丸太の皮むき体験』をしていただき、皮をむいたヒノキ丸太は、水辺のテラスを訪れた方が休憩できるように丸太椅子として設置していただきました。
修繕前のウッドベンチは、老朽化により木材が腐り、長い間、使用禁止となっていましたが、水辺のテラスが散策の際の憩いの場としてリニューアルされましたので、みなさん、是非、遊びに来てください。
最後に、今回のウッドベンチとヒノキ丸太の椅子の作成にご協力をいただきました皆様に感謝申し上げます。
◆老朽化したウッドベンチ(水辺のテラス)
◆新しくなったウッドベンチ(水辺のテラス)
◆『親子で大工体験 ~みんなで作ろう!!ウッドベンチ~』イベントの様子
〇イベント参加者の皆さん