平成28年1月25日、アクア松阪創造協議会で環境学習の支援を行っている松阪市立豊地小学校5年生が、松阪市の豊かな環境を学ぶことを目的に、松阪市三雲地区で行われている青のり養殖について学習しました。この子どもたちは、山、川、海の環境とそれらを結ぶ「水」について1年を通じ学んでいます。
かつて、黒のりの養殖が盛んに行われていた海(伊勢湾)が変化し、黒のりが生産できなくなってきていることや、変化する環境にあわせ青のりを生産していることなど、多くの発見がありました。
~美しい水環境を未来につなぐまち創造協議会(アクア松阪創造協議会)のアクションプランの一つである、環境学習推進取組の一環として、この環境学習行事を取材しました~
五主海岸では、のりの養殖いかだの様子を見学しました。まもなく、のりつみが始まる時間でした。
説明してくださったのは、加藤美和さんでした。のり製造工場で、松阪地域で採れるのりについて、教えていただきました。
50年前は、黒のりも取れましたが、現在では、生産者が2軒行っているだけだそうです。
山の開発、木が手入れされない、中性洗剤などの影響もあり、水がきたなくなっていましたが、下水道が整備され川がきれいになり、海も回復しているようだと、教えてくれました。
あおさみそ汁もごちそうになりました。
作業の工程の説明のあと、機械も見せていただきました。
脱水機 のりさばき、のり干し
異物を取り除く作業を体験しました。
一箱7kgだそうです。
勉強になりました、ありがとうございました。