今日のニュース:平成27年9月11日
子どもたちが水質調査(CODパックテスト)をしました
三重県松阪地域防災総合事務所環境室
9月8日、松阪市立第五小学校3年生の子どもたちが、授業でCOD(シー・オー・ディー;化学的酸素要求量)を測るパックテストを使って水質調査を行いました。
子どもたちは、自宅から食器を洗った水、米のとぎ汁、風呂の水、生き物を飼っている水槽の水などを持ってきました。また、学区を流れる金剛川の上流、学校前、下流や、名古須川、櫛田川で汲んだ水や学校のプールの水などを先生が用意しました。
授業の中では、講師を務めてくれる三重県環境学習情報センターの職員から、水やパックテストの使い方に関する説明を受けた後、子どもたちが持ってきた水や川の水の水質を調べました。パックテストにより変化した色を、標準色(色見本)と比べて水の汚れ具合を調べたところ、川の水など(自然水)と人が使った水(生活排水)に違いがあることを知り、水の大切さや、汚さないようにするためにはどうすればよいかなどについて学習しました。
~この環境学習行事は、美しい水環境を未来につなぐまち創造協議会(アクア松阪創造協議会)のアクションプランの一つである、環境学習の推進取組の一環として実施されました~
授業のようす
水について、学んでいます
CODパックテストの使い方の説明
先生が汲んできてくれた川の水
さあ、はじめよう!
うまくできるかな
お風呂の水(左)は、15ぐらい…
メダカの水槽の水(左)と米のとぎ汁(右)
名古須(なこす)川の水 櫛田(くしだ)川の水
最後に、自分たちが調べた、水のCODの数値を発表して、考えました。
授業に参加した子どもたちが感想を書いてくれました
授業のあと、すぐに感想を書いてくれました。
自分たちが使える水は限られているので、水を大切にしたい。
石けんをいっぱい使うと、川や海が汚れてしまうことがわかった。
いろんな色できたなさがわかった。
川や海に流れた水は、くもになって雨になって、また川に流れるとわかった。
もっといろいろ学びたかった。。。
スタッフも授業に参加できて、楽しかったです。ありがとうございました。