下平大野B遺跡が今から約2300年前の弥生時代中期の遺跡であることや、発掘調査でみつかった土器や石器についての説明をしました。その後、発掘作業の様子を見学してもらい、発掘作業の道具の使い方の説明をしたあと、体験発掘にチャレンジしてもらいました。
子どもたちは埋蔵文化財センター職員や作業にあたるみなさんからアドバイスを受けながら、発掘作業に取り組みました。残念ながら遺物をみつけることはできませんでしたが、土の色やかたさに気を付けながら発掘作業を楽しんでいました。
体験発掘をした子どもたちからは、「実際に遺跡を掘ってみて、「土器がでてくるかな?」というワクワクがあって1回じゃ物足りないぐらい楽しかった。」、「土器のかけらみたいなものがみつかったとき、違ったけどとてもスリルがありました。」、「掘っている途中、やさしく声をかけてくれたおかげで上手に掘ることができました。」などの感想を頂きました。
今後も地域の遺跡や歴史を身近に感じてもらえるように取り組んでいきます。