初めに、学童保育所がある桜地区には、四日市市で一番古い寺院の遺跡である智積廃寺、戦国時代の1539年に戦場となった出城山城跡などがあることを話して、歴史を少しでも身近に感じてもらうようにしました。次に、食事模型を使い、縄文時代には肉や魚などを土器で煮炊きしていたこと、弥生時代の米は赤かったことなどを説明しました。遺物に触れる体験では、興味深く観察する姿が見られ、「土器をさわって、昔の人といっしょにいるようだった」「時代によって、使っているものがちがうことがわかった」という感想が聞かれました。
黒曜石で切る体験では、黒曜石のかけらで大根を切り、ダンシングテンちゃんの絵を切り抜きました。大根はさくっと切れ、その切れ味にびっくりしていましたが、絵の切り抜きは難しく、少し苦労をしていました。
アンケートを見ると、「楽しく体験できた」子どもがほとんどであったが、話の内容が「わからなかった」子どもが20%もいました。3年生から6年生の講座であったため、低学年の子どもには少し難しかったためと思われます。今後はすべての子どもたちが驚き、楽しんでもらえるような活動を工夫して取り入れていこうと思います。
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