「特別支援教育部会」設置の趣旨
「学校教育法」の改正により、平成19年4月から、特別支援教育が本格実施となりました。本県においては、平成19年3月に「小中学校における特別支援教育推進のための手引き」を作成し、小中学校の全職員に配付することで、その推進に努めています。また、県立盲・聾・養護学校においても、複数の障がい種別に対応するとともに、これまで培ってきた専門性や施設・設備の機能を生かしながら、小中学校等に対する支援などを行う地域におけるセンター的役割を担うべく、特別支援学校として再スタートしました。
一方、特別支援教育を推進する新たな制度を円滑に進めていくため、本県における今後の特別支援教育の方向性を検討し、平成18年10月には「三重県における特別支援教育の推進について」をとりまとめ、基本的な方針を示したところです。
そこでは、特別支援学校が地域の特別支援教育のセンター的機能を発揮するため、障がいのある子どもたちの日常生活や、地域の特性や広域的な連携も踏まえた配置のあり方を検討するとしています。これを受け、本県における特別支援学校の再編整備と適正配置について、中長期的な観点から検討する必要があります。
また、乳幼児期からの一貫した支援体制の整備、特別支援学校と小中学校・高校との連携や指導のあり方、福祉や医療等の関係機関との連携など、子どもたちの発達にとって真に必要な指導や支援はどのようなものか、本県の特別支援教育は今後どうあるべきかについて、基本的な方針をベースに、検討する必要があります。
今後、本県の特別支援教育の一層の充実を目指し、こうした課題を中心に特別支援教育のあり方について検討するため、「特別支援教育部会」を設置するものです。
- 事項書・議事録
- 第1回平成19年10月26日(金曜) (事項書(4KB) 議事録(238KB) )
- 第2回平成19年11月26日(月曜) (事項書(4KB) 議事録(274KB) )
- 第3回平成19年12月21日(金曜) (事項書 (4KB) 議事録(258KB) )
- 第4回平成20年1月25日(金曜) (事項書(4KB) 議事録(266KB) )
- 第5回平成20年3月24日(月曜) (事項書(4KB) 議事録(240KB) )
- 特別支援教育部会委員名簿 (115KB)
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