南伊勢町立南島東小学校
1 学校の概要
- 住所:度会郡南伊勢町贄浦177-2
- 全校児童数:64名(平成27年度)
2 テーマ
防災学習「予想される災害から生きのびるために」
3 取組概要
子どもたちがいろいろな場面で自分の命を守るために行動できるように、様々な生活場面を想定して訓練をしています。まずは、1年生入学すぐの4月に基本的な身の守り方や学校における避難場所を知ります。この地域は巨大地震や津波被害を想定し、防災マップ(マップラン)づくりを学校、地域、通学路で一部は保護者も参加してもらって行っています。また、保護者、役場の防災課、地域や小学校と連携した土曜授業を活用した防災教室の開催や、定期的に実施している避難訓練では、地域防災と連携を進めています。
保護者、地域と協働しながら子どもたちが主体的に取り組む防災教育の推進と、防災教育を通じた人づくりにより学びの活性化を図ります。
4 具体的な取組
(ア)下校時避難訓練(マップラン作成後)
- 日時:平成28年1月16日(土)第3限目、放課後下校時
- 目的:家や通学路での避難方法を知り、避難行動を活動を通して学ぶ。
- 対象学年:全学年とスクールバス運転手及び教職員全員
- 場所:南伊勢町立南島東小学校およびその校区
- 内容:下校時の避難訓練を行う。今回は、事前に家周りや下校路の地図を活用して、危険な箇所と安全な箇所を
確かめた。 - 事前指導:年間を通じて様々な形態による避難訓練や防災ノートを活用した学習
- 教師の役割:安全の確保を行い、子どもたちの自主的な活動を促すために、見守る
- 放映:活動や訓練のようすはNHKの夕方のニュースで放映されました。
- 訓練の様子:
(イ)地震体験車や液状化実験教室及び避難訓練
南伊勢町の防災課や県の防災担当部署の協力をいただき、保護者と全校児童及び地域の希望者を対象に、表題の内容の学習及び訓練を行った。体験を通しての学習は、地震時の身の守り方を具体的に考えることに有効であった。また、自分の命の守り方を考える、高学年では、周りの人に働きかけることも大切である事を学んだ。地域の方も少人数ではあるが参加いただいた。- 日時:平成26年1月土曜授業日 協力:県及び町防災担当
- 目的:保護者や地域と共に、防災について考え、行動方法を知る。
- 対象学年:全学年及び保護者(低・中・高学年の3つの班に分ける)
- 場所:南伊勢町立南島東小学校 教室及び運動場
- 訓練の様子:
5 その他
三重TVの取材を受け、放映されました。また、訓練の様子は防災研修会でも活用されています。1年生の入学すぐに行った防災学習は「防災ノート」を活用し、ダンゴムシのポーズや場合に応じてどのような行動をとるのかを学びました。- 日時:平成27年4月下旬 13時~13時30分
- 対象及び内容:新入生7名全員、防災ノート活用後、避難場所までの避難
- 場所:南伊勢町立南島東小学校(南伊勢町町贄浦188-2)
- 放映:三重TV「レッツ防災」で放映されました。
- 訓練の様子: