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令和07年03月07日

令和6年度第4回市町等教育長会議を開催しました

1 日時 令和7年2月14日(金)14時30分から16時30分まで

2 場所 総合教育センター多目的ホール(津市大谷町12番地)

3 出席者 (市町等教育委員会)
       教育長、担当課長 等          68名
      (県教育委員会)
       教育長、副教育長、次長、課長、監 等  33名

4 傍聴者                       1名

5 質疑応答(主な意見)(○:市町等教育長、●:県教育委員会)
 <1 令和7年度当初予算(案)の概要について>
 ○ 校内教育支援センター環境充実事業で、今年度はすでに校内教育支援センターを置いている市町については対
   象外であったが、来年度はどうか。
 ● 対象は今年度活用された市町と新たに設置される市町で、すでに設置している市町は対象外である。
 ○ 多文化共生社会のための外国人児童生徒教育推進事業で、コロナ以降、日本語指導が必要な生徒が増えてい
   る。今後もしっかり予算確保してもらいたい。
 ● 指導現場を実際に見学させてもらい、その現状は理解している。予算確保に向けて、国への要望も含めてしっ
   かり取り組んでいく。
 ○ 教職の魅力発信と働き方改革の推進で、初期対応の誤りもあるが、保護者への対応で苦しんでいる学校が多
   い。教員採用試験の辞退者が出ている原因とも考えられる。しっかり考えてもらいたい。
 ● カスハラについて、教職員アンケートから我々も暴言や過度な要求等がある実態を把握しており、保護者等に
   対してカスハラ防止に向けた啓発を早急にしてもらうこと、電話対応等の録音機能の設置をしてほしいことが
   あった。啓発については、県PTA連合会と協力して、市町等教育委員会も加え、パンフレットの作成に向け
   て、検討を始めている。電話録音機能は自治体別の話だが県立学校で来年度から始めるので、その効果等につ
   いて、判断材料にしてもらいたい。
 ○ みえ子ども元気アップ部活動充実事業で、地域移行で参加費用負担と合同部活動等の取組についての支援と記
   載されているが、具体的に教えてもらいたい。
 ● 来年度は大きく二つあり、一つは国の実証事業の補助金で、地域移行の運営に活用してもらいたい。もう一つ
   は県の予算で、国事業では対象とならない市町に対し、地域移行を進めてもらう事業である。
 ○ 県立の夜間中学体験は引き続きやってもらいたい。県立高校の生成AIを活用した授業実践や遠隔授業システ
   ム整備事業については、市町にフィードバックしてもらいたい。
 ● 遠隔授業や生成AIのモデル事業は、途中経過も含めて共有させてもらいたい。

 <3 公立小中学校の教職員配置と専門人材・地域人材の活用について>
 ○ 資料3の教職員配置について、加配はありがたいが今後の方向性はどうか。
 ● 大きな流れは加配を増やす方向であるが、市町に応じて課題がそれぞれあるので、今後については、相談させ
   てもらいながら、専門的人材を配置させてもらいたい。
 ○ スクールカウンセラー(以下、SC)、スクールソーシャルワーカー(以下、SSW)を今後、どのように増
   やしていくか。
 ● SC、SSWの必要性は感じており、来年度、SC、SSWのどちらも拡充させてもらう方向である。
 ● 予算も限りがあるので、人材を増やし続けることが難しくなる中、外国人児童生徒が増えてきている等の教育
   課題に対し、バランスよく注力できるよう、相談させてもらいながら対応させてもらいたい。
 ○ スクールサポートスタッフの配置基準は令和3年度以降と記載されているが、小規模でも非常に難しい学校も
   あったり、6学級以上でもさらに拡充してもらいたいのだが、この基準は今後変更されるか。
 ● 令和7年度の予算確保はできている。これは時間数の配置なので、時間が余っている学校があれば、違う学校
   へ拡充するなど、効果的に活用してもらいたい。
 ● この基準は計算の基礎として、配置基準を決めるので、各市町で強弱をつけて配置してもらいたい。今年度、
   配置時間が余る市町もあり、再分配させてもらった。今後もできる限り柔軟に対応させてもらう。

 <6 学力の向上について>
 ○ 中学校国語の教員研修をお願いしたい。本市も若い教員が増えており、小規模校等は授業改善が進みにくい。
   本市内だけでは研修が難しい状況のため、県でお願いしたい。数学は課題が見つけやすいが、国語は課題がわ
   かりにくく、県全体でも国語の学力が伸びていない。県全体で国語の学力向上に注力してもらいたい。
 ● 三重県全体でも、国語の授業改善が大きな課題であると捉えている。学校訪問の際に、先生方が国語の授業方
   法について悩まれている声を聞いている。研修会の開催について前向きに検討していく。あわせて指導主事派
   遣についても対応していきたい。
 ○ 学力だけでなく、非認知能力を高めることで学力が上がると思うが、人と比べての自己肯定感だけでなく、
   自分の成長を感じるより深い自己肯定感を高めることを大事にしていくべきではないか。
 ● 我々も、学力と非認知能力の二項対立で考えておらず、両輪で進めている。
 ○ 自己肯定感について、小中学校教育課、学力向上推進プロジェクトチーム、研修企画・支援課、研修推進課の
   それぞれで進めていくことは整理できているか。重なっている部分もあると考えられる。重なりを整理するこ
   とで、職員を減らし、現場に指導主事を戻せることにもつながる。
 ● 大きい組織になると、担当課での重なりも出てくるが、横のつながりも大切な要素である。我々が見落として
   いるような現場での気づきを今後とも共有してもらいたい。
 ● 自己肯定感は全ての基礎になると思っているので、学力の向上についての資料冒頭にも自己肯定感にふれてい
   る。学力向上にあたって、自己肯定感を高めることを意識しているので、どうしても重なる部分がある。それ
   を峻別するのではなく、学力向上の取組、自己肯定感を高める取組で必要な重なりがあることを御理解いただ
   きたい。

 <7 本よもうねっとプラン(仮称)ー第五次三重県子ども読書活動推進計画ー最終案について>
 ○ 資料のKPIで、公立図書館の児童書貸出冊数とあるが、電子図書が主流となる中、紙媒体だけの積算でよい
   のか。
 ● この数値は、紙媒体だけでなく、電子媒体もカウントしている。
 ○ 誤解してしまう表現なので、うまく表現してもらいたい。

 <その他>
 ● 教員不足に関して、県が三重大学や津市教育委員会に協力してもらっている。ここ数年、三重大学教育学部で
   教員志望の学生が減少しており、教育現場に対する不安が原因と考えている。そこで、教育学部の1年生約4
   割が津市内の小中学校を数日見学させてもらう機会をもらい、教職のやりがいを感じている。今年で2年目の
   取組で、参加する学生も増えてきた。地元で先生を育てて、地元を支えてもらう人を増やすため、今後、四日
   市市、鈴鹿市、松阪市等、地域を広げて参加できる学校を増やしたいと考えている。
 ○ 教員不足の中、教員には学校現場で何ができるかを考えてもらうようお願いしている。他の地域でも広まるよ
   う、協力をお願いしたい。

<会議資料>
令和6年度第4回市町等教育長会議 事項書
令和6年度第4回市町等教育長会議 出席者名簿
令和6年度第4回市町等教育長会議 会議資料
令和6年度第4回市町等教育長会議 会議別添資料
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育総務課 企画調整班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2946 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyoiku@pref.mie.lg.jp

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