1 日時 令和6年2月15日(木)14時30分から16時30分まで
2 場所 総合教育センター多目的ホール(津市大谷町12番地)
3 出席者 (市町等教育委員会)
教育長、担当課長 等 68名
(県教育委員会)
教育長、副教育長、次長、課長、監 等 34名
4 傍聴者 3名
5 質疑応答(主な意見)(〇:市町等教育長、●:県教育委員会)
<1 令和6年度当初予算(案)の概要について>
〇 少人数教育推進事業で、中学校の方向性を教えてほしい。
● 中学校については、国からの方向性がまだ示されていないので、今後、国の動向を伺っていきたい。
〇 特別支援学校メディカル・サポート事業で、看護師は確保しているか。
● 看護師は市町で探してもらいたい。県としても看護師確保が難しいため、看護学校等へ訪問し、人材確保に注
力している。
〇 学校外での多様な学びの場の支援事業で、フリースクールの経済的支援の考え方を教えてほしい。
● フリースクールの定義がないため、県では一定要件を満たす場合を考えている。
〇 教育課程等研究支援事業で、1人1台端末の共同調達について教えてほしい。
● 今年度中に市町等教育委員会へ方向性を示す予定である。
〇 校内教育支援センター設置促進事業で、小学校も設置できるか。また設置の縛りはあるか。費用負担は
どう
か。指導員は県が雇用するのか。
● 小学校の設置はできない。この事業は環境整備と指導員の配置があり、費用は国が1/3、県が2/3負担で
ある。指導員の人選は市町でしてもらい、県で雇用する。
〇 費用負担は、国1/3、県2/3でよいのか。
● 県の事業はそうである。国が前倒ししている事業は、国1/3、市町2/3である。
〇 校内教育支援センターを校内でなく学外で設置した場合、対象となるか。
● 対象とならない。
<4 公立小中学校の教職員配置と専門人材・地域人材の活用について>
〇 加配をしてもらっても、講師がいないため、来年度担任不在の可能性がある。また、今年度から始まった校長
の特例任用について、今後どうなるか。
● 講師増に向けてさまざまな取組を行っているが、今後、免許を持っている方の掘り起こしを市町とともにやっ
ていきたい。特例任用にかかる選考については、条例や要綱に基づき、市町の実情も見つつ、県全体をしっか
り確認して実施していきたい。
<7 学力の向上について>
〇 「学びに向かう力」を文部科学省同様「学びに向かう力、人間性等」と非認知能力の表現を加えてはどうか。
● 認知、非認知能力については、両輪であると考えており、学力の礎となる非認知能力についても理解した上で
このように表現している。
〇 若手教員等の育成を核とした授業力向上の取組推進事業を教えてほしい。また、授業力向上だけでなく、学級
経営の向上は取り組むのか。
● 若手教員が集まり、グループでお互いに切磋琢磨して授業改善に取り組む。学級経営については、必要に応じ
て取り扱う。
<9 県立高等学校入学者選抜の再募集における応募資格の今後の取り扱いについて>
〇 教員時代に定数内不合格となった生徒がいたが、今後、定数内不合格を出さない覚悟と受け止めてよいか。
● かつては、定数内不合格を出していたが、近年は定数内不合格を出さない方向である。受検者が地元で学びた
いという意欲があれば、しっかり受け止めさせてもらう。
<その他>
〇 家庭内暴力等で一時保護となり、学校を1ヶ月以上離れた児童生徒に対して、学力保障を行う場合、相当なエ
ネルギーが必要となる。県として、そのような場合の支援はないか。
● 一時保護となった児童生徒の学力は、各学校で児童相談所とともにやってもらっている。この支援は子ども・
福祉部が担当となるので、共有しておく。
<会議資料>
・令和5年度第4回市町等教育長会議 事項書
・令和5年度第4回市町等教育長会議 出席者名簿
・令和5年度第4回市町等教育長会議 資料
・令和5年度第4回市町等教育長会議 当日差替資料
・令和5年度第4回市町等教育長会議 別紙1資料
・令和5年度第4回市町等教育長会議 別紙2資料
・令和5年度第4回市町等教育長会議 別紙3資料