新型コロナウイルス感染症の影響により、高校生が部活動の成果を発表する場である大会やコンクールが中止になっています。これまで熱心に練習に取り組んできた生徒たちの活躍の場を確保するため、以下のとおり対応します。
1 運動部の対応
(1)中止となった全国大会・東海大会・県大会の状況
①高等学校総合体育大会
・県高等学校総合体育大会(5/29-31)
・東海高等学校総合体育大会(6/20,21)
・全国高等学校総合体育大会(7~8月)
・全国定時制通信制体育大会(7~9月)
②全国高等学校野球選手権大会、全国高等学校野球選手権三重大会(7~8月)
(2)本県における対応
①高等学校総合体育大会
・県高等学校総合体育大会については代替大会を開催します。これまでの学校ごとに順位をつける形式
ではなく、開催可能な競技のみ実施します。
・開催種目や日程については、6月9日に公表します。競技によっては、秋に3年生が出場する大会や
種目の特性もあり、具体の開催種目の内容について協議中であり、9日時点で実施が未定の競技種目
については、決定次第発表を行います。
・大会開催にあたっては、競技ごとに感染症対策のための運営指針を作成のうえ、大会運営にのぞみま
す。
・開催経費の一部を負担し、開催に向けた支援を行います。国の代替大会開催に係る支援制度も活用し
ます。
②全国高等学校野球選手権三重大会
・5月26日に県高等学校野球連盟が全国高等学校野球選手権大会三重大会の代替大会を開催することを
決定しました。大会日程、運営方法など詳細については協議を進めており、6月9日に公表予定です。
・大会開催にあたっては、日本高等学校野球連盟が作成したガイドラインを参考に感染症対策を徹底し
ます。
2 文化部の対応
(1)全国大会、近畿大会の状況
第44回全国高等学校総合文化祭「高知大会」は、当初7月31日から8月6日の開催予定でしたが、オ
ンラインでの開催が決定し、本県生徒は9部門(日本音楽、美術工芸、書道、写真、放送、弁論、新聞、
文芸、軽音楽)に参加を予定しています。現在7月下旬以降の開催で調整中です。
第40回近畿高等学校総合文化祭「奈良大会」(11月13日~23日)は、全国高総文祭の今回の実施
形式を参考に開催されることになっています。本県生徒は、16部門(演劇、合唱、器楽、吹奏楽、
日本音楽、放送、マーチングバンド・バトントワリング、写真、書道、美術工芸、囲碁、将棋、新聞、
文芸、百人一首かるた、郷土芸能・吟詠剣詩舞)に参加を予定しています。7月下旬までに詳細が発表さ
れる予定です。
(2)本県における対応
みえ高文祭(10月23日~25日、三重県総合文化センター)について、高校生の文化活動の発表の
場を確保するため、部門は減らさず可能な限り例年どおり開催できる方法を、三重県高等学校文化連盟と
県教育委員会で協議しています。感染症対策のため、実施方法の変更や参観日時を事前に割り振るなど、
運営方法を検討します。
各部門の要望をふまえ、6月下旬に実施方法を決定します。その後、開催準備に携わる生徒実行委員会
を組織し、生徒の意見も反映させて運営していきます。