平成16年度 防災教育推進校 ベストプラクティス
明和町立大淀小学校
1 学校概要
住所 多気郡明和町大淀2650
学級数 8学級 生徒数 195名(平成16年度)
2 取組の概要
明和町立大淀小学校は、海の近くにある小学校です。大地震が発生した際、津波の危険があることから、5年生の40名が「三重県津波浸水予測図」をもとにタウンウォッチングを行い、地域の防災マップをつくりました。
3 具体的な取組
平成16年9月3日 防災教育ビデオの視聴と講話、地震に関係する実験、タウンウォッチング等
1限目
防災教育ビデオの視聴と講話
「大地震が学校をおそったら(自分の命は自分で守ろう)」
ビデオの補足説明(県 地震対策室)
津波に関する説明(県教委 市町村支援・防災教育プロジェクト)
2限目
家具転倒防止実験
液状化現象実験
地震を想定した避難訓練
(全校生徒参加、地震発生により身を机に隠した後、上履きのまま校庭へ)
3、4限目
タウンウォッチング
「三重県津波浸水予測図」に基づきあらかじめ作成した、津波の深さを 表示する棒を持ち、児童の自宅近くで写真を撮影しました。
また、避難場所の案内表示や防災倉庫の位置の確認、地震が発生した際に、 倒れたり、落下して危険なものを確認しました。
平成16年9月15日 防災マップの作成
タウンウォチングで撮影した写真を地図に貼るとともに、深度をあらわした竹ぐしを地図に刺して防災マップを作成しました。(1限)
平成16年11月9日 地震体験車による体験
地震体験車「おおゆれ号」で全校児童が震度7の揺れを体験しました。
(午前中にクラス毎で順次体験)
平成16年12月4日 学習発表会での発表
地震や津波について学習したことや家庭で取り組んでいる地震や津波への対策を、 全校児童と保護者に発表しました。