教育長あいさつ
人口減少や高齢化、グローバル化がこれまで以上に進み、また、超スマート社会が急速に進展する中で、「変動性、不確実性、複雑性、曖昧性」を特徴とする、将来予測の困難な時代が到来しようとしています。
社会が大きく変容しつつある今、次代を担う三重の子どもたちには、変化の風に凛として向き合い、自ら課題解決について考え、他者との絆を大切にしながら、持続可能で豊かな未来を切り拓いていく力を培うことが重要と考えられます。
私たち三重県教育委員会は、子ども目線に立ち、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すという基本姿勢のもと、誰もが安心して学べる教育環境づくりを進め、自己肯定感の涵養を重視しつつ、未来の礎となる力を知・徳・体の観点から一体的・調和的に育んでいきます。
学校・家庭・地域が相互に連携・協働し、教育に携わる方々と思いをひとつにしながら、子どもたちの輝く未来の実現に向けて、全力を尽くしてまいりますので、皆様のご理解とご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月1日
三重県教育委員会教育長 福永和伸