三重県教育委員会だより109
平成24年8月8日
今日的な教育課題や学校現場の情報を県民の皆さんにタイムリーにお知らせするため、「三重県教育委員会だより」を発信しています。
今回は、『ロボカップ2012 メキシコ世界大会出場』を掲載しています。
ロボカップ2012 メキシコ世界大会出場
ロボカップ2012メキシコ世界大会に出場し、ジュニアダンスの部で最高賞「ワールドチャンピオン」などを獲得した桑名市の中学生チーム「インフィニティ」のメンバー3人が、8月2日(木)に三重県庁を訪れ、鈴木知事に成績を報告しました。県庁を訪れたのは、桑名市立明正中学校2年生の山口拓真さん、遠藤直斗さん、水谷健人さんと3人の保護者及びチームアドバイザーの丹羽尚子さんの7人で、世界大会の映像や作成したロボットを知事に披露しました。 ロボカップとは、「西暦2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てるロボットチームを作る!」という、世界の人々に分かりやすい、夢のある目標を掲げる事によって、真に人間社会に役立つロボット技術を育成することを目的とした、ユニークな国際プロジェクトで、世界35カ国から競技者が集います。
競技テーマは3種類(サッカーチャレンジ、レスキューチャレンジ、ダンスチャレンジ)があり、3人はダンスチャレンジのジュニア部門に参加しました。
彼らのチーム「インフィニティ」は、異常気象や震災に見舞われる地球を宇宙人と地球人が手を取り合って平和を取り戻すというストーリーをもとにロボットを製作し、音楽にあわせてダンスするパフォーマンスで、見事ワールドチャンピオンに輝きました。
知事からは、3人の活躍に対する称賛と、一人ひとりにロボット作成時の苦労や、将来の夢などについての質問がされました。3人からは、制作途中にロボットが壊れて苦労したことや、3人で協力して楽しく大会に参加できたことが話されました。
また、将来の夢として、「レスキューロボットを作ってみたい。」、「高校生になったら、またロボットの大会に出場したい。」、「友だちの作ったロボットを買ってあげたい。」などが語られ、終始和やかな雰囲気の中での訪問でした。
小中教育課