三重県教育委員会だより107
平成23年12月15日
今日的な教育課題や学校現場の情報を県民の皆さんにタイムリーにお知らせするため、「三重県教育委員会だより」を発信しています。
今回は、『全国大会における優勝者等の教育委員会事務局訪問』を掲載しています。
第11回高校生ものづくりコンテスト全国大会
平成23年11月19日(土)・20日(日)に、東京都で行われた「第11回高校生ものづくりコンテスト全国大会」において、桑名工業高等学校 3年 樋口太郎さんが「旋盤作業部門」で、松阪工業高等学校 3年 小山平さんが「自動車整備部門」で優勝しました。この大会は、競技7部門(旋盤作業・自動車整備・電気工事・電子回路組立・化学分析・木材加工・測量)において、全国9ブロックの各地区で優勝した9名と開催地から1名の10名で技術力を競うものです。
旋盤作業部門では、2時間30分の制限時間内に、旋盤を使い指定の作品(2ケ)を指示どおりの寸法で制作し、作品の完成度を競います。
この部門に出場した樋口さんは、優勝報告で「出場した選手すべてが寸法どおりの作品を作る中で、より精度の高い作品をつくることができたのは、日ごろの努力の結果でした」と自らを振り返っていました。
また、自動車整備部門では、4課題(Ⅰ学科・Ⅱ測定作業・Ⅲ定期点検/車両取扱い作業・Ⅳエンジン故障探求作業)について各課題25分以内で作業し、完成度や技術度を競います。
この部門に出場した小山さんは、先輩が続けてきた連続優勝にプレッシャーを受けながらも見事5年連続、6回目の優勝を果たしました。優勝報告でも「優勝して安心しました」と安堵の表情を見せていました。
高校生ものづくりコンテストで優勝した樋口さんと小山さん、本当におめでとうございます。
第5回全国高校生食育王選手権大会
平成23年11月20日(日)に、福井県で行われた「第5回全国高校生食育王選手権大会」において、相可高等学校「チーム名:OK牧場鉄板クラブ」(3年 岡真奈美さん 中川寛大さん 2年 村林卓郎さん)が優勝しました。この優勝で相可高校は4年連続の優勝となりました。この大会は、全国7ブロックより各1チーム、開催県より2チーム、前年度優勝校の10チームが本選に出場し、
- 課題1:魚のさばき方(基本調理技術)
- 課題2:食育4択クイズ(食育知識)
- 課題3:野菜の切り方(基本調理技術)
- 課題4:五感で楽しむ”てっぱん”料理作り(応用調理技術・プレゼンテーション力等)
相可高校は、3課題で1位となり、総合得点でも4年連続の優勝となりました。
代表して岡さんから、「今大会の結果は指導してくれた先生や支えてくれたみんなのおかげ」と、優勝の報告をしていただきました。
相可高等学校「チーム名:OK牧場鉄板クラブ」のみなさん本当におめでとうございました。
第12回シーフード料理コンクール
平成23年12月4日(日)に、東京都で行われた「第12回シーフード料理コンクール」において、「プロを目指す学生部門・水産庁長官賞(1位)」を、相可高等学校 3年 金丸克士さんが、同賞(2位)を3年 中橋美乃里さんが受賞されました。この大会は、予選として書類審査を行い、5名以内の入選者による実技審査から受賞作品を決定します。
全国から多くの応募があった書類審査を通過し、入選者となった金丸さんと中橋さんが実技審査に挑み、審査の結果、「プロを目指す学生部門・水産庁長官賞」を受賞されました。
代表して金丸さんから、「応援してくれるみんなのためにも1位になることを心に決め出発しました」と出発前の目標と受賞の報告をしてくれました。
「プロを目指す学生部門・水産庁長官賞」を受賞された金丸さんと中橋さん、本当におめでとうございます。
教育委員会事務局