伊賀地域高等学校活性化説明会(11/24)を開催しました。

　県教育委員会は、１１月２４日(土)に、伊賀市において、伊賀地域高等学校活性化説明
会(第２回)を開催しました。
　説明会は、伊賀地域高等学校活性化推進協議会において６回に渡る協議の結果とりまと
められた、名張桔梗丘高校と名張西高校を統合してつくる新しい学校の学校像等の素案や、
統合の時期を平成２８年度としたことについて、保護者や学校関係者をはじめ伊賀地域の
皆さんに、その経緯等を報告するため、名張市、伊賀市で各１回開催したものです。　

　第２回説明会　平成２４年１１月２４日（土）１９：００～２０：３０
　　　　　　　　県伊賀庁舎 ７階 大会議室

　伊賀地域の小学校、中学校、高等学校の保護者、教職員、市民の方など、約４０人の
皆さんに参加いただきました。

（結果概要）
　平成２８年度の２校の統合を前提とした、新高校の構想実現に向けての教育内容や教員
　の配置、新しい学校の場所などに関する質問や意見が多く出されました。

（参加者からの主なご発言）
　・２校の早期統合の必要性はよく理解でき、新高校には期待している。グローバル化に
　　係る教育内容をどのようなカリキュラムや教員配置で対応するのか。また、残された
　　学校の生徒に対するケアも具体的に聞きたい。
　・今回の説明会に２回参加し、早期の統合の必要性はよく理解できた。新高校は１０年
　　先、２０年先、３０年先を見据えて設置してほしい。また、上野高校の位置づけも、
　　しっかりとしたうえで、新高校の普通科の特色も出せるようにしてほしい。
　・新高校の場所に関しては、旧阿山、島ヶ原、大山田の生徒が自力で通学できるような
　　環境整備も進めてほしい。伊賀地域の高等学校の活性化を進めるなら、交通の利便性
　　の向上も合わせて進めてほしい。
　・新高校は伊賀地域外に進学している生徒を呼び戻すことも目的の一つとなっているが、
　　中学校側としてはあくまで生徒や保護者の希望に沿った進路指導をするべきなので、
　　流出はやむを得ないと考えている。しかし、生徒の流出が止まった場合、生徒があふ
　　れることはないのか。新高校の場所は生徒の声も大事であるが、地域の声も大切にし
　　てほしい。
　・設置場所については、地域の声も大事であるが、子どもたちのことを第一に考え、生
　　き生きと学べる場所という視点で選ぶべきである。地域の声の中には利害関係があっ
　　て、子どもたちにとって適切なことが反映されないことがある。
　・伊賀市と名張市の交通の便が改善されなければ、他地域への進学を止めることは難し
　　いのではないか。
　
（今後の対応方針）
　・県教育委員会の主催による説明会は今回で終了しましたが、引き続き、機会を捉えて
　　地域の皆さんへご説明させていただき、ご意見等もお聴きしながら、進めていきます。
　・地域の説明会等でいただいたご意見等を参考にして、今後の伊賀地域高等学校活性化
　　推進協議会における、新高校の学校像等の協議を進めます。
　・協議会での協議を参考に、平成２４年度末を目途に「県立高等学校活性化計画」を策
　　定し、今後の県立高等学校の具体的な活性化の取組を進めていきます。



関連資料
説明会 資料 (PDF形式 : 735KB)

説明会 参考資料 (PDF形式 : 2MB)

説明会 アンケート票 (PDF形式 : 34KB)

アンケート集計結果 (PDF形式 : 142KB)