平成20年度 主要事業について
- 〈施策名:(111)人権尊重社会の実現〉
- 〈施策名:(121)生涯学習の推進〉
- 〈施策名:(122)学校教育の充実〉
- 〈施策名:(131)文化にふれ親しむことができる環境づくり〉
- 〈施策名:(132)スポーツの振興〉
- 教育委員会から他部局への移行分
《政策名:一人ひとりが尊重され、誰もが参画できる社会の実現》
〈施策名:(111)人権尊重社会の実現〉
(新)1「みんなで学ぶネットモラル」支援事業 3,906千円
【(11103)人権教育の推進】
○インターネット上での誹謗中傷によるいじめ等に対応するため、インターネットと人権に関する教材を作成し、すべての小中学校、県立学校に配付して人権学習等で活用するとともに、公開授業、公開討論会を通して保護者等の参画も得ながら、児童生徒のネットモラルを育成する。
2 みんなでつくる人権教育推進事業 3,196千円
【(11103)人権教育の推進】
○県立学校が拠点となり、学校、地域、行政が連携して、学校における教育課題を解決するための改善プランを策定するとともに、それを実行、評価し、その成果を県内に広く発信する。
3 未来へつなぐ人権教育研修事業 1,052千円
【(11103)人権教育の推進】
○小中学校および県立学校の初任者から経験10年未満の教員を対象に、人権教育に対する理解と認識を深め、学校現場での実践力を養うための研修を実施する。(4回開催予定)
4 学校教育人権活動支援事業 2,899千円
【(11103)人権教育の推進】
○ 学校や市町での取組を基盤として、差別を解消しようとする仲間の輪を拡げながら、人権問題を解決する意欲と実践力を養う。
- 三重県高校生人権活動支援事業
ア 高校生地域人権活動支援事業
イ 高校生人権活動交流会(1回)、研修会(3回程度)の開催 - 「子ども人権フォーラム」支援事業
5 学校教育研修事業 4,819千円
【(11103)人権教育の推進】
○すべての教職員が人権問題・人権教育についての認識を深め、すべての学校で人権教育を推進していくため、小中学校、県立学校の管理職等を対象とした研修を行うとともに、人権教育への深い認識と実践力を備えた指導者を養成する。
- 人権教育管理職等研修会(4回開催予定)
- 人権大学講座派遣事業(14名程度)
6 広報研究事業 2,363千円
【(11103)人権教育の推進】
○人権学習教材「わたしかがやく」の活用事例等を分析整理し、「人権学習ハンドブック(「わたしかがやく」の活用を通して)」(仮称)を作成する。また、学校や社会における人権教育に関する調査研究を行い、レポート等の発行や、ホームページによる情報提供を行うことで人権学習教材の普及や活用を促進する。さらに、人権教育関係の情報収集・情報提供や教職員からの相談に対応する。
7 社会人権教育総合推進事業 8,927千円
【(11103)人権教育の推進】
○人権尊重社会の実現に向け、社会教育における人権教育を一層推進するため、市町と連携し、地域の人権課題について直接住民と懇談し、地域の実態を把握する。また、学校、地域、行政が連携して取り組む効果的な人権教育の推進の方法について研究する。
8 進学奨励事業 124,507千円
【(11103)人権教育の推進】
○「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の期限切れに伴う経過措置として、平成13年度末に在学し、現に進学奨励金の貸付を受けている者に対し、その者が卒業するまでの間に限り貸与を行う。
《政策名:豊かな個性を育む人づくりの推進》
〈施策名:(121)生涯学習の推進〉
1 鈴鹿青少年センター費 109,258千円
【(12101)生涯学習環境の整備】
○青少年の健全な育成をはかるため、幅広い分野における生涯学習や、豊かな自然の中での体験活動や集団学習の機会を提供する。また、施設設備を整備し、効率的な管理運営を行う。
2 子どもの読書活動推進事業 822千円
【(12102)地域と連携した生涯学習の充実】
○子どもの読書活動を推進するため、「三重県子ども読書活動推進会議」を開催し、県内外の取組について情報収集を行うとともに、社会全体で読書活動を推進していくための講演会や、地域における読書活動推進のキーパーソンのための研修会を開催する。(「三重県子ども読書活動推進会議」5回開催予定)
〈施策名:(122)学校教育の充実〉
(一部新)1 少人数教育推進事業 1,338,135千円
【基本事業名 なし(人件費のため)】
- 教員の配置拡充 (定数 34人、非常勤235人、512,216千円)
小中学校において、各学校の実情に応じ、少人数授業などの拡大をはかるため、教員の配置を拡充(小学校:20人→30人 、中学校:0人→4人)し、きめ細かな少人数教育を一層推進する。 - 小学校1、2年生での30人学級の継続 (定数122人、530,334千円)
小学校1、2年生での30人を基準とした学級編制(ただし、下限25人)を継続して実施する。 - 中学校での35人学級の弾力的実施 (定数56人、非常勤30人、295,585千円)
中学校1年生での35人を基準とした学級編制(ただし、下限25人)を引き続き実施するとともに、各学校の実情に応じて、2 年生あるいは3年生に弾力的に振り替えられる制度も継続する。
2 教育改革推進事業 3,549千円
【(12201)教育改革の推進】
○子どもたちをとりまく環境の変化や学習ニーズの多様化に対応し、学習者等の視点に立った教育改革を進めるため設置している「三重県教育改革推進会議」について、課題別の3部会を設けるなどして、学識経験者や県民の方々とともに、より多面的・専門的な調査検討を行う。また、国が進める新しい教育改革の動きも踏まえ、三重の教育のあり方を広い視野から検討する。
3 自ら創る学校支援事業 17,250千円
【(12201)教育改革の推進】
○公立の小中学校、県立学校が児童生徒や保護者、地域から信頼される活力ある学校づくりを進めるため、三重県型「学校経営品質」について、小中学校、県立学校等を対象とした研修を実施するなどして、定着と浸透をはかり、学校自ら継続的な改善に取り組む。
4 活力ある学校づくり推進事業 33,021千円
【(12201)教育改革の推進】
○三重県型「学校経営品質」に基づいた県立学校の学校経営に関する改善活動を支援するとともに、取組の進んでいる県立学校、小中学校の実践事例の報告会を4回程度開催して先進情報を共有し、活力ある学校づくりを推進する。
5 学校評価システム構築事業 13,441千円
【(12201)教育改革の推進】
○三重県型「学校経営品質」を活用した自己評価による継続的な改善に加え、外部評価委員による関係者評価の結果を学校の支援に結びつけるシステムについて、県立学校17校程度、小中学校16校程度をモデル校に指定して実践的な調査研究を行う。また、将来における第三者評価の導入に向けた検討を行う。
6 高校活性化推進事業 6,815千円
【(12201)教育改革の推進】
○少子化等の時代の変化や生徒の多様なニーズに対応して、各高等学校の特色化、魅力化をはかる取組を支援し,県立高等学校の再編活性化計画を推進する。
7 学力向上支援事業 16,880千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○児童生徒の学力の定着・向上をはかるため、小中学校における授業方法、評価方法等の工夫・改善や補習への取組を支援するとともに、県独自の学習教材を作成する。
また、独自に学力調査等に取り組む市町を支援するとともに、全市町が参加する学力向上推進会議を開催し、学校の取組の成果と課題等について協議する。さらに、新学習指導要領の実・{に向けて教員対象の説明会を開催し、その趣旨・内容の周知徹底をはかる。
8 学びのステージ創造推進事業 4,964千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○地域、幼稚園、保育所、小学校、中学校間の連携を深めてさまざまな課題を解決する取組を推進し、子どもたちが就学前から中学校まで発達段階に応じた学校生活をおくることができる教育環境をつくるとともに、郷土三重について自信を持って発信できる人づくりを推進するための学習教材の作成を進める。
9 小学校英語活動等国際理解活動推進事業 10,055千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○小学校における英語活動等国際理解活動を推進するため、教材・教具の活用、ALTや地域人材の効果的な活用に取り組む拠点校を中心として実践的な教育を行う。(拠点校10校程度を予定)
10 理科支援員等配置事業 32,610千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○小学校5、6年生の「理科」の観察・実験等の体験的な学習の時間に、「理科支援員」や「特別講師」を配置し教員を支援することにより、理科等の授業の充実・活性化をはかるとともに、教員の指導力を向上させる。(180学級に配置予定)
11 豊かな体験活動推進事業 11,983千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○社会奉仕体験活動や自然体験活動をはじめさまざまな体験活動に取り組む調査研究校を指定し、他校のモデルとなるような体験活動を計画的・体系的に推進することにより、体験活動のためのプログラム作成・普及を進め、児童生徒の豊かな人間性や社会性を育む。
12 外国人児童生徒教育支援事業 16,144千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○外国人児童生徒が日本語や学校での生活習慣を身につけられるよう、巡回相談員9名を学校へ派遣するとともに、市町が設置する「初期適応指導教室」(日本語の初期指導等を集中的に行う機関)への支援などに取り組む。また、進路ガイダンスを開催し、子どもたちの進学に向けた取組を進める。
(新)13 外国人児童生徒教育緊急重点サポート事業 2,485千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○市町、大学、関係機関等でそれぞれに作成されている外国人児童生徒の受入の手引きや日本語指導等の教材・指導方法のデータベース化、外国の言語や教育制度・文化等に見識の深い人材の学校への派遣などにより、外国人児童生徒やその保護者に対する指導・支援を充実させる。
(新)14 学校支援地域本部事業 9,167千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○教員の子どもと向き合う時間の拡充と地域教育力の活性化をはかるため、中学校区を単位に学校と地域が連携し、学習指導や部活動、学校行事、安全確保など、さまざまな面で学校教育・学校運営を支援する体制づくりを推進する。
15 学校ボランティアパートナーシップ事業 875千円
【(12202)児童生徒の基礎学力の向上】
○「新しい時代の公」の考えのもと、地域との連携による学校教育の充実をはかるため、地域のボランティア団体やNPOが、コーディネーターの役割を果たしながら、地域の人材や教職員OBなど多様な主体が「学校ボランティア」として、学習活動や学校行事、子どもたちの安全確保などに関わる取組を支援する。
(新)16 学力向上対策支援事業 3,248千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○生徒・保護者や、産業界からのニーズに応えるため、「各校の課題に応じた学力向上対策」の視点で、県立高等学校において進学のための学力向上対策、基礎学力定着対策、専門教育の充実、外国人生徒の日本語習得支援等に取り組む。
(新)17 県立高等学校の新学習指導要領に対応した教育課程編成支援事業 7,518千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○学習指導要領の改訂に伴い、県立高等学校の教職員を対象に講習会を開催して、新学習指導要領の趣旨・内容を周知徹底し、新教育課程編成のための教職員の資質向上をはかる。また、趣旨を徹底し、円滑に実施できるよう、国が開催する説明会に本県の指導的立場の教職員等を派遣する。
18 元気な三重を創る高校生育成事業 3,556千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○高校生の自立を促し、創造力を育むため、物事を多面的にとらえたり、本質的に考えたりすることができる力を身につけるための教育のあり方を研究する。また、金融教育、消費者教育、法教育などを通して社会人としての実践的な力を育むとともに、地域貢献やボランティア活動など社会の一員としての自覚を養うための取組を進め、心豊かで元気な三重を創る高校生を育成する。
19 学校・地域との協働によるキャリア教育実践事業 49,196千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○児童生徒が、望ましい勤労観・職業観や主体的に進路を選択する能力・態度を身につけられるよう、各学校段階を通じた系統的なキャリア教育の取組を推進する学校を支援し、その成果を県全体へ普及する。また、地域等と連携しながら、各県立学校の特色に応じた多様なキャリア教育に対する支援も行う。さらに、児童生徒一人ひとりのキャリア発達を支援するための専門的な知識・技能を身につけた教員の養成および地域人材の積極的な活用を進める。
(新)20 三重の文化力を高める学校での文化芸術活動支援事業 1,980千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○学校において、舞台芸術の鑑賞や芸術家による授業等を行い、児童生徒が本物の文化芸術に触れる機会を提供することにより、豊かな感性と人間性を育成するとともに、郷土の伝統文化を尊重し、三重の文化力を発信することのできる力を育成する。(約20校で開催)
21 第33回全国高等学校総合文化祭(三重大会)準備事業 60,215千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○2009年に開催する「第33回全国高等学校総合文化祭(三重大会)」に向けて、高校生の芸術文化活動への参加意欲や技能を高めるため、第32回群馬大会への派遣や部門大会の充実など、発表の場を提供するとともに、円滑な大会運営に向けた体制づくりや広報活動などを行う。
(新)22 産業教育基盤整備事業 107,000千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○県立高等学校の専門学科等において実験・実習に使用している老朽化した基盤設備を更新することにより、産業教育の一層の充実と活性化をはかり、産業界で活躍できる人材を育成に資する。
(新)23 伊賀地域新総合専門高校創設準備費 187,826千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○平成21年度に上野農業高等学校、上野工業高等学校、上野商業高等学校を統合して、新しく開校する伊賀地域新総合専門高等学校について、新しい教育課程に沿って、情報処理実習用コンピュータ、食品製造実習用備品などを整備する。
24 防災教育推進事業 3,521千円
【(12203)特色ある教育の推進】
○防災教育について、特色ある取組や効果的な取組を行う学校を「防災教育推進校」(30校を予定)に指定し、活動を支援するとともに、出前授業などの実施により、学校における防災教育を推進する。
25 特別支援教育総合推進事業 3,868千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○特別支援学校が地域におけるセンター的機能を発揮できるよう、各校の専門性を向上させる取組を支援するとともに、小中学校等に在籍するLD等を含めた障がいのある幼児児童生徒への適切な指導や助言が行えるよう、各特別支援学校から地域コーディネーターを派遣し、支援体制の整備をはかる。
(新)26 西日野にじ学園・杉の子特別支援学校緊急対策事業 4,317千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○特別支援学校西日野にじ学園と杉の子特別支援学校における児童生徒の急増および新しい障がい教育部門の設置に伴う学校施設の狭隘化に緊急に対応するため、体育館、運動場、プール等の教育施設の借用、借用施設への児童生徒の移動手段の確保を行うとともに、杉の子特別支援学校において学校給食を実施する。
(新)27 特別支援学校スクールバス整備事業 80,000千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○特別支援学校における児童生徒の増加により生じた長時間通学等の課題解消のため、スクールバスを新たに1台購入し、特別支援学校西日野にじ学園に配備するとともに、稲葉特別支援学校の3台のバスを更新する。
(新)28 発達障がい支援事業 9,319千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○高等学校に在籍する発達障がいのある生徒にかかる心理検査等の実施や「個別の教育支援計画」策定のため、3名の「発達障がい支援員」を派遣し、高等学校における特別支援教育を推進する。
29 子どもの発達支援ネットワーク事業 3,727千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○県障害児就学指導委員会の機能を充実させるとともに、6市町をモデル地域に指定し、障がいのある子どもおよび保護者への早期からの一貫した支援体制の整備を進めることで、広域を支援するネットワークを構築する。
また、医療、保健、福祉、労働等の関係機関との連携を強化し、障がいのある子どもの早期からの一貫した支援を具体化する。さらに、特別支援学校各校に1名の地域連携アドバイザーを置き、より早い時期からの教育相談に応じられる体制を整備する。
30 特別支援学校スクールバス等運行委託事業 266,423千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○ 特別支援学校11校において、36台のスクールバス(借り上げバス17台、県有バス19台)を運行し、児童生徒の通学手段と安全を確保する。また、校外学習等に使用する県有リフトバス「ふれあい号」を運行し、児童生徒の自ら学ぶ意欲の向上と社会性の育成をはかる
31 特別支援学校メディカル・サポ-ト事業 3,825千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○特別支援学校8校において、経管栄養・吸引・導尿等の医療的ケアを要する児童生徒の健康と教育を支え、保護者の負担軽減をはかるため、教員が看護師資格を有する教員と協働して手当を実施する。また、教員が、保護者に代わり日常的・応急的手当を補助できるよう、医学関連研修の実施、医療機関との連携体制の構築等のバックアップ体制づくりを進める。
32 障がい児者就労・自立支援事業 5,979千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○障がいのある生徒が地域社会に積極的に参加し、自立した地域生活を実現できるよう、地域の関係機関が連携を強化し、就労支援体制を構築するとともに、障がい児者についての理解・啓発および障がい児者の「生きる力」の育成を推進する。また、生徒の就労先の開拓に努めるとともに、職場実習先にジョブコーチを派遣し、具体的支援を行う。
(新)33 特別支援学校キャリア教育推進事業 1,632千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○知的障がい教育部門を有する特別支援学校(3校)と地域の企業・団体等が連携しながら、体験学習から職場実習へとつながる取組を研究し、「計画-実施-評価」のサイクルにより検証することで、新たなキャリア教育推進システムを構築する。
(新)34 新学習指導要領実施説明会(特別支援学校)事業 588千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○学習指導要領の改訂に伴い、特別支援学校の教員を対象に講習会(3年間で全教員)を開催し、新学習指導要領の周知徹底をはかるとともに、円滑な実施を支援する。
35 特別支援学校就学奨励費 111,055千円
【(12204)特別支援教育の推進】
○ 県内の特別支援学校の幼児児童生徒の就学による保護者の経済的負担を軽減するため、就学に必要な経費の一部を支援する。
(一部新)36 スクールカウンセラー等活用促進事業 186,572千円
【(12205)健やかな心を育む教育の推進】
○子どもたちが一人で悩みを抱えることなく、安心して学校生活をおくることができるよう、臨床心理に関する専門的な知識や技能を有するスクールカウンセラー等を小中学校、高等学校に配置して、学校の相談体制を整備する。
また、社会福祉等の専門的な知識や技能を用い、関係機関とのネットワークを活用して援助を行うスクールソーシャルワーカーを効果的に配置する。(スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーいずれかの配置:小学校、中学校、高等学校合わせて、160校程度を予定)
(一部新)37 生徒指導対策事業 55,411千円
【(12205)健やかな心を育む教育の推進】
○生徒指導上の課題を抱えた学校に、豊かな経験や専門的知識を持った人材(6班12名)を適時に派遣し、問題行動等に適切に対応するとともに、各学校の生徒指導の核となる教員を養成し、学校の生徒指導体制を一層充実させる。また、学校と保護者が連携し、大人と子どもたちとの相互コミュニケーションをはかることにより、規範意識や社会性を育むとともに、小学校の生徒指導体制を支援するため、「生徒指導推進協力員」を配置する。(5地域)
さらに、いじめ問題に対して、適切な人間関係づくりやいじめ防止のための主体的な教育実践等について調査研究を行う。
38 不登校対策事業 42,030千円
【(12205)健やかな心を育む教育の推進】
○不登校への対応を、未然防止、初期対応、復帰支援の3つの視点で捉え、適切に対応できるよう、学校や教育支援センターの職員の資質向上を目的とした実践交流会を実施するとともに、効果的な取組についての調査研究を行う。
また、小中学校の教頭および生徒指導担当者に対する講習会を実施するとともに、フリースクール等民間施設などと連携を進めている市町を支援して、官民一体となった不登校児童生徒の活動スペースを広げる取組を進める。
39 子どもと親の相談員配置事業 4,200千円
【(12205)健やかな心を育む教育の推進】
○近年、小学校においても不登校、暴力行為などの生徒指導上の課題が生じているため、悩みや不安を抱える子どもたちや、子育てに不安を感じる保護者からの相談を受ける「子どもと親の相談員」を配置(15校)するとともに、その活用と効果に関する調査研究を実施する。
(新)40 子どもの健康を守る地域専門家総合連携事業 4,441千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○子どもの現代的な健康課題に対応するため、専門医を学校に派遣して健康相談等を行うとともに、専門医や市町の行政関係部局と連携しながら、健康管理や、保護者への啓発活動等の充実をはかる。(モデル地域:1地域、専門医の派遣:10校程度、講習会:1回)
(新)41 スクールヘルスリーダー派遣事業 3,312千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○子どもの現代的な健康課題に適切に対応するため、経験豊かな退職養護教諭(スクールヘルスリーダー)を経験年数1~3年の養護教諭のいる学校に派遣し、校内での研修や個別の対応が求められる子どもへの対応方法等について指導を行う。(スクールヘルスリーダーの派遣:12校予定)
(一部新)42 学校食育推進事業 6,813千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○子どもたちが正しい食事のあり方を理解し、望ましい食習慣を身につけることができるよう、学校における指導体制を充実させるとともに、家庭、地域および関係団体と連携・協力して、地場産物を活用した食に関するさまざまな体験活動等を推進する。(事業委託:5地域予定、食育シンポジウム等の開催)
(新)43 学校給食における食物アレルギー対応推進事業 3,216千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○学校給食実施校で食物アレルギーを有する児童生徒が心身ともに健康な生活をおくれるよう、症状に応じた学校給食の提供などの調査研究等を行い、食物アレルギーに対応した給食の実施を推進する。(モデル地域:2地域予定、講習会:2回開催予定)
(一部新)44 スクールスポーツライフ支援事業 3,896千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○学校体育担当者を対象に、指導力の向上をはかる研究協議会・講習会を開催するとともに、学校における体力づくりを推進するため、体力つくり推進研究校の設置、体力つくり推進研究協議会(新体力テスト説明会を含む)の開催およびトレーニング機器の整備を行う。また、学校と地域の連携による武道振興をはかるための調査研究を行う。
45 地域連携学校スポーツ支援事業 13,985千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○生徒のスポーツに関する多様なニーズに応えるため、運動部活動への外部指導者の活用を進めるとともに、指導者の資質向上のための研修会を開催する。また、異校種・複数校間および地域との連携により、運動部活動の活性化をはかる。
46 運動部活動支援事業 138,359千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○学校における運動部活動の活性化をはかるため、全国・ブロック体育大会に参加する生徒、引率教員および大会開催に係る経費等を補助・負担する。
47 地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業 32,716千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○学校や通学路で子どもたちを見守る学校安全ボランティア(スクールガード)の養成講習、防犯の専門家や警察官OB等の地域学校安全指導員(スクールガード・リーダー)による各学校の巡回指導、モデル地域における実践的な取組を実施し、地域社会全体で学校安全に取り組む体制を整備する。(スクールガード養成講習会:7か所で開催予定、スクールガード・リーダーの委嘱:45人、モデル地域:1地域)
48 スクールガード推進事業 1,669千円
【(12206)子どもたちの安全の確保と健康の増進】
○地域ぐるみで子どもたちを見守ることができるよう、PTAを主体とした学校安全ボランティア(スクールガード)がすべての小学校で組織されるよう支援するとともに、スクールガードのスキルアップをはかる。(スクールガード実践講習会:10か所で開催予定)
49 教職員人材育成推進事業 1,814千円
【(12207)教職員の資質向上】
○教職員が意欲を持って学校教育に取り組めるよう、新たな教育課題に的確に対応できる人材の育成を推進する。また、大学と連携し、教職員の養成等に関する共通の課題の解決に取り組む。
50 教職員研修事業 58,733千円
【(12207)教職員の資質の向上】
○教職員の資質向上のため、学校現場の実態および教職員のニーズを踏まえた講座や教科領域等の枠を越えた横断的な講座、関係機関との連携講座や職場研修等を実施する。
51 ネットDE研修を活用した教師力向上事業 25,755 千円
【(12207)教職員の資質の向上】
○能力開発、人材育成の視点から必要とされる研修コンテンツを計画的に開発し、いつでも、どこでも、なんどでも受講できるよう、インターネットを用いた研修の充実に取り組み、「教師力」の向上をはかる。
52 学校の教育力向上支援事業 10,524千円
【(12207)教職員の資質の向上】
○課題解決に向けた学校内研修の充実に向けて、研修の推進役となる教員を養成するとともに、重点的に支援する学校の授業改善等の研修成果を広めるなどして、学校の教育力を向上させる。
53 教員の指導力向上支援事業 23,399千円
【(12207)教職員の資質の向上】
○ 指導力に課題がある教職員への対応策として、指導力向上支援審査委員会の審査・判定に基づき、研修等を実施し、指導力の向上をはかる。
54 子どもいきいきバックアップ事業 40,805千円
【(12207)教職員の資質の向上】
○子どもたちが抱える課題に対し、臨床心理相談専門員(臨床心理士)等による専門的な教育相談等を通して、子どもたちがいきいきと学校生活をおくれるよう支援するとともに、校内において教育相談体制の中核的役割を果たす教職員を支援する。
55 いじめ電話相談事業 7,274千円
【(12207)教職員の資質の向上】
○子どもたちの心の問題が大きな社会問題となっている状況をふまえ、いじめをはじめとする子どもや保護者の悩みに応え、支援するための電話相談を実施する。(相談受付時間:全日9:00~24:00(年末年始を除く))
56 高等学校等進学支援事業 454,878千円
【(12208)学校施設等学習環境の整備】
○勉学意欲がありながら経済的な理由により修学が困難な者に対し、教育の機会均等をはかり、人材の育成に資するため、奨学金の貸与等を行う。
57 県立学校施設整備事業 3,623,232千円
【(12208)学校施設等学習環境の整備】
○児童生徒の安全を確保するため、耐震補強・改築や大規模改修を推進するとともに、高等学校再編活性化や特別支援学校整備の充実のため、必要な施設・設備の整備を計画的に進める。
- 耐震補強 ~名張桔梗が丘高校(特別教室棟耐震補強)ほか
- 耐震改築 ~四日市商業高校 (武道場建築)ほか
- 大規模改修 ~神戸高校(渡り廊下等改修)ほか
- 高等学校再編活性化推進 ~上野工業高校(普通教室棟増築)ほか
- 特別支援学校施設建築 ~西日野にじ学園(暫定校舎賃借)ほか
- その他 ~明野高校(畜産実習施設)ほか
58 学校情報「くものす」ネットワーク事業 352,461千円
【(12208)学校施設等学習環境の整備】
○すべての県立学校が接続するネットワークと教職員一人一台パソコン等により、教職員間や学校間の情報共有、情報交換を行い、授業等への活用や学校と地域との交流を推進する。
(新)59 緊急地震速報端末整備事業 3,123千円
【(12208)学校施設等学習環境の整備】
○すべての県立高等学校・特別支援学校に、緊急地震速報を受信するための専用端末機を設置し、日頃から訓練を実施するなどして、巨大地震発生時に児童生徒および教職員が即座に避難行動をとれるようにする。 (対象:全県立学校78校、94か所)
60 県立学校教職員健康管理対策事業 77,319千円
【(12208)学校施設等学習環境の整備】
○県立学校教職員の生活習慣病等の早期発見・早期治療をめざし、「教職員健康管理システム」により、定期健康診断、人間ドック等のデータを効率的に管理するほか、生活習慣病予防およびメンタルヘルス対策として、ヘルスアップ教室を実施する。また、学校安全衛生委員会の開催や職場巡視により職場の安全衛生管理を推進し、快適な職場環境を確保するほか、過重労働等のデータを管理する「過重労働対策報告システム」により時間外労働による健康障害の予防をはかる。
61 教職員メンタルヘルス対策事業 5,595千円
【(12208)学校施設等学習環境の整備】
○教職員の精神神経系疾患を予防するため、心の健康について正しい認識を持ち、自らが早期に気づき、適切に対処できるよう研修や啓発、相談体制の整備を行う。また、精神神経系疾患による休職者の復職を円滑に行い、再発を防止するため、復職支援制度および職場の支援体制を強化する。
- メンタルヘルスケアシステムの運用
・職場復帰訓練事業、健康審査会の開催(年12回予定) - 研修事業
・管理職講習会(積極的傾聴法)の開催(4回)、 メンタルヘルスセミナーの開催(2回)、 心と体のコミュニケーションセミナー講 師派遣事業の実施(55校対象) - 相談事業
・リフレッシュ相談(心の健康相談)の実施(年12回) - 啓発事業
《政策名:文化・スポーツを通じた自己実現》
〈施策名:(131)文化にふれ親しむことができる環境づくり〉
1 保護審議会・審査会運営 2,513千円
【(13102)歴史的資産等の発掘・保存・継承・活用】
○県民の財産、地域の誇りである文化財の保護と活用に関する事項について、文化財保護審議会に諮問し、調査・審議および専門的な指導を受ける。また、銃砲刀剣類登録審査会、天然記念物紀州犬・日本鶏登録審査会を開催し、適正な登録をはかる。
2 文化財保存管理事業 43,772千円
【(13102)歴史的資産等の発掘・保存・継承・活用】
○国・県指定文化財および埋蔵文化財等の保存・管理のための巡視・状況調査を行うとともに、保存調査、修理・整備事業について財政的支援を行う。
3 天然記念物保存対策事業 18,093千円
【(13102)歴史的資産等の発掘・保存・継承・活用】
○特別天然記念物カモシカ、オオサンショウウオ、天然記念物ネコギギ等の保存管理のための生息調査や保存対策を行う。
4 活かそう地域文化提案事業 66,640千円
【(13102)歴史的資産等の発掘・保存・継承・活用】
○地域の貴重な文化財について、所有者や地域住民等から活用方策の提案を受け、活用事業と修復保存事業に対して合わせて補助を行うことにより、文化財の公開・活用を促進する。
5 世界遺産熊野古道保存管理費 2,828千円
【(13102)歴史的資産等の発掘・保存・継承・活用】
○世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」が良好に保存管理されていくよう、文化庁、奈良・和歌山両県および関係市町村と連携した取組を行う。また、保存管理計画が円滑に機能するよう関係市町への助言・支援を行うとともに、文化的景観としての世界遺産の普及・啓発を推進する。
6 埋蔵文化財センター管理運営費 10,261千円
【(13103)埋蔵文化財の保存・継承・活用】
○埋蔵文化財センターが発掘した資料の適切な保存管理・収蔵を行うとともに、県民への公開普及・有効活用を進め、県民の地域文化・歴史に対する理解と認識を深める基盤づくりに資する。
7 受託発掘調査事業 344,182千円
【(13103)埋蔵文化財の保存・継承・活用】
○国・中日本高速道路等の事業地内に所在する埋蔵文化財のうち、現状保存の困難なものについて、事業者からの受託事業として事前に発掘調査を行う。
- 一般国道23号中勢バイパス
- 一般国道42号松阪多気バイパス
- 近畿自動車道紀勢線(尾鷲北~紀伊長島)
- 近畿自動車道紀勢線(紀勢~紀伊長島)
- 近畿自動車道名古屋関線拡幅
- 一般国道1号関バイパス
- 一般国道475号東海環状自動車道
- 国営宮川用水第二期土地改良 等
〈施策名:(132)スポーツの振興〉
1 総合型地域スポーツクラブサポート事業 5,644千円
【(13201)地域スポーツの推進】
○県民の多様なスポーツニーズに対応するとともに、子どもたちがスポーツを通じて規範意識や社会性を身につけることができるよう、総合型地域スポーツクラブマネージャーやスポーツ指導者の養成等を行う。また、研修会の開催や情報収集等によりクラブ間の連携・強化をはかる。(マネージャー・スタッフ養成講習会、県内地域別クラブ研修会、スポーツ指導者養成講習会を開催)
2 世界新体操選手権大会開催準備事業 70,041千円
【(13201)地域スポーツの推進】
○2009年に開催する「第29回世界新体操選手権三重大会」に向けて、大会要項の作成、各国への通知、各運用計画の作成など大会運営にかかる諸準備を進める。また、スポンサー獲得や県民関心度・好感度向上のための広報活動を行う。
(新)3 日本スポーツマスターズ2010開催準備事業 710千円
【(13201)地域スポーツの推進】
○2010年に開催する「日本スポーツマスターズ2010三重大会」に向けて、(財)三重県体育協会と連携をはかりながら、諸準備を進める。
4 みえスポーツフェスティバル開催事業 11,791千円
【(13201)地域スポーツの推進】
○県民に幅広いスポーツ・レクリエーション活動を実践する場を提供し、豊かなスポーツライフを実現できるよう、「みえスポーツフェスティバル」を開催する。(平成20年9月、10月の土・日曜を中心に68の種目別大会を実施)
5 トップアスリート養成事業 95,340千円
【(13202)競技スポーツの充実】
○一貫した指導体制のもと、競技者の発達段階に応じた適切な指導を実施する各競技団体を支援し、国内外の大会で活躍できる選手の育成と指導者の資質向上をはかる。
6 競技力向上特別事業 32,722千円
【(13202)競技スポーツの充実】
○競技力向上推進委員会のもと、国民体育大会を中心とした競技力向上の体制づくりを進めるとともに、選手の強化対策に取り組む。また、世界新体操選手権大会の開催を契機として、新体操競技の普及と指導者の育成、選手強化等に取り組む。
7 県営鈴鹿スポーツガーデン事業 552,606千円
【(13203)スポーツ施設の整備・運営】
○利用者のニーズに応じた運営を行うとともに、中核的スポーツ施設としての機能の充実をはかるため、サッカー・ラグビー場の第3グラウンドを人工芝に改修するほか、プール棟等の改修工事を実施する。
8 県営総合競技場事業 134,309千円
【(13203)スポーツ施設の整備・運営】
○ 利用者のニーズに応じた運営を行うとともに、安全で快適なスポーツ施設としての機能を維持するため、体育館の改修工事を実施する。
《政策名:豊かな個性を育む人づくりの推進》
〈施策名:(121)生涯学習の推進〉
1 知識・情報発信図書館整備事業 6,951千円
【(12101)生涯学習環境の整備】
○県民のさまざまな自己実現を支援する「知識と情報の拠点」として、課題解決に役立つ情報や、交流の機会を提供するなど、新しい県立図書館づくりのための取組を進める。(図書館活用講座:6回開催、フォーラム:1回開催、ビジネスサポートコーナーの周知)
(一部新)2 図書館管理運営費 209,651千円
【(12101)生涯学習環境の整備】
○幅広い学習機会の提供などを通じて生涯学習を推進するため、県立図書館の効率的な管理運営を進める。また、県民がより利用しやすい施設となるよう、図書資料を充実させるとともに、階段の設置および文学コーナーの改修を実施する。
3 博物館資料公開事業 28,665千円
【(12101)生涯学習環境の整備】
○博物館収蔵資料を広く県民に公開するため、県内の生涯学習関連施設や文化振興拠点施設、博物館施設等と連携し、地域博物館とタイアップした企画等の移動展示を開催する。(移動展示:5地域6か所で開催予定)
4 博物館管理運営事業 82,146千円
【(12101)生涯学習環境の整備】
○県立博物館の適正な管理運営を行うとともに、県内各地で博物館教室やフィールドワークを実施する。あわせて、約28万点の収蔵資料の安全性を確保するため、現博物館棟及び旧図書館棟の外壁の修繕工事等の雨水対策を実施する。
(一部新)5 美術館活性化事業 252,855千円
【(12101)生涯学習環境の整備】
○ 県民に質の高い芸術の鑑賞機会を提供するため、国内外の多彩な美術作品を鑑賞できる企画展のほか、収蔵作品による常設展を開催する。
(新)6 東紀州芸術文化推進事業 1,980千円
【(12101)生涯学習環境の整備】
○東紀州地域の文化・経済の活性化に資するため、県立美術館のコレクションを熊野古道センターで展示するとともに、講座やイベントを開催する。
7 みえの地域きずな創生事業 1,473千円
【(12102)地域と連携した生涯学習の充実】
○子どもたちの社会的なルールを守る心や規範意識を育むため、日常、さまざまな形で子どもたちに接している地域の指導者(コミュニティーチャー等)を中心に、地域の大人たちが統一した関わりができるよう支援するとともに、県内すべての地域への取組の拡大をはかる。
8 親学推進事業 5,837千円
【(12103)家庭の教育力の充実】
○子育て中の親が持つさまざまな不安や悩みを解消するため、親の役割や家庭教育について学ぶプログラムの活用・普及をはかる。また、子育てに関する地域の支援者を対象とし、力量を高めるための研修会やプログラムの活用法を学ぶ講座を開催するほか、家庭教育に関する情報を発信し、親の学びを支援する。
9 子どもの生活リズム向上応援プロジェクト事業 919千円
【(12103)家庭の教育力の充実】
○子どもの健やかな成長に必要な基本的生活習慣の定着をはかるため、広報等により生活リズム向上の取組や重要性を周知するともに、推進会議を設置し関連事業を実施する。(フォーラムの開催1回、実践交流会の開催2回)
《政策名:文化・スポーツを通じた自己実現》
〈施策名:(131)文化にふれ親しむことができる環境づくり〉
(一部新)1 斎宮歴史博物館管理運営費 136,955千円
【(13103)埋蔵文化財の保存・継承・活用】
○来館者へのサービス提供と安全確保等のため、円滑かつ適切な管理運営を行うとともに、耐震対策等の改修を実施する。
2 斎宮歴史博物館展示・普及事業 13,022千円
【(13103)埋蔵文化財の保存・継承・活用】
○国史跡斎宮跡に関する歴史研究の成果を踏まえた展示活動の実施、平安文化や地域の伝統文化の体験を通じた歴史文化および地域文化への理解の促進、斎宮の歴史や館蔵資料の整理と研究等を行う。また、地域内の関連施設との連携や、地域住民との連携・協働事業を推進する。
(新)3 「知って、行って・斎宮」事業 1,300千円
【(13103)埋蔵文化財の保存・継承・活用】
○平成21年度の斎宮歴史博物館開館20周年と国史跡斎宮跡指定30周年に向けて、斎宮の名を広く知らせ関心を高めるため、広報事業を行うとともに、県外での斎宮講座や県内でのシンポジウムを開催する。
4 斎宮跡調査研究事業 18,981千円
【(13103)埋蔵文化財の保存・継承・活用】
○国史跡斎宮跡の学術発掘調査・研究を継続的かつ計画的に実施し、史跡を解明することにより、その保護と地域文化振興の向上に資するとともに、学術発掘調査等で得られた成果の再評価をはかるため、有識者の指導を受けて報告書を作成する。
5 こころのふるさと斎宮づくり事業 45,629千円
【(13103)埋蔵文化財の保存・継承・活用】
○「中院」推定地の整備を目指し、国史跡斎宮跡東部の発掘調査を平成21年度まで実施するとともに、調査指導委員会や史跡整備活用検討会を開催する。また、発掘調査成果の最新情報を来訪者に発信するための発掘調査ガイドを引き続き育成する。
《政策名:健やかなくらしを育むささえあい社会の構築》
〈施策名:(332)子育て環境の整備〉
1 放課後子ども教室推進事業 50,377千円
【(33201)保育・放課後児童対策等の充実】
○放課後等の子どもたちの安全・安心な居場所づくりのため、地域の多様な人材の参画を得て、子どもたちの学習やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動を推進する。また、活動主体となる市町の活動を支援するための研修会や、情報交換のための会議を開催する。(放課後子ども教室運営費補助予定:67小学校区、支援会議・研修会の開催)