令和5年度(第39回)受章者
やまかど あきひこ
山 門 亮 彦
御浜町
【事績概要】
氏は、昭和40年に就農して以降、自家のカンキツ栽培では率先して新技術を導入し、産地の中核的な生産者として精力的に取り組んでいる。
また、長年にわたり、三重南紀農業協同組合の集出荷委員長を務め、生産、販売戦略の両面において指導的役割を果たされた。極早生温州みかん「崎久保早生」の導入や産地ブランド「三重南紀みかん」の確立、マルチ栽培の推進、選果場の統合や非破壊糖酸度センサーの導入など、地域の基幹産業であるカンキツの生産振興に大きく貢献した。
さらに、御浜町議会議員として、マルチ栽培や点滴かん水設備の導入補助のための基金設置や、また三重県指導農業士として、産地を担う後継者の育成に尽力した。