令和4年度(第38回)受章者
のむら れいこ
野 村 禮 子
鳥羽市
【事績概要】
氏は、平成16年に海女小屋「はちまんかまど」の海女頭として、海女仲間とともに日本で初めて実際に使用している海女小屋を開放しました。海女小屋体験サービス事業を開始したことにより、「海女」を観光商品として誘客する取組が生まれる契機となり、海女が観光資源として認識され、三重県のインバウンド誘客を牽引する役割を担っています。
また、県内の児童、生徒をはじめ、都市部や海のない地域の学校から生徒を受け入れ、海女文化の体験や食育の場として子どもの体験活動、教育旅行に貢献するほか、アメリカから高校生が七回にわたり海女小屋「はちまんかまど」を訪れ、海女と交流し、海女文化にふれるなど国際交流を行っています。