奈良県との連携取組(~H28)
三重県では平成24年度から、リニア中央新幹線の三重・奈良ルートによる一日も早い全線開業の実現に向けて、奈良県及び両県の経済団体と連携した取組を展開してきました。
<平成28年度取組状況>
・平成28年9月5日 第9回三重県・奈良県リニア中央新幹線建設促進会議開催(奈良県橿原市内)
<平成28年度共同アピール項目>
1 三重・奈良ルート及び駅位置の早期確定
(1) 駅周辺でのまちづくりの具体的な検討や事業促進に向けた環境整備を着実に図ることにより、民間投資を
前倒しして呼び込むことができるよう、ルート及び駅位置を早期に確定すること。
(2) ルートは、リダンダンシーの観点から、平成23年5月に決定された整備計画通り、東海道新幹線とでき
る限り離した『奈良市附近』を経過地とした三重・奈良ルートとすること。
(3) 駅位置は、その便益が紀伊半島全体に拡がるような、交通結節性の高い位置とすること。
2 環境影響評価に係る手続きの早急な着手
三重・奈良ルート及び駅位置を早期に確定するため、速やかに名古屋・大阪間の環境影響評価手続きに着手
すること。
3 早期事業化による一日も早い全線開業
(1) リニアの効果がいち早く広く全国に行き渡るよう、間を置くことなく名古屋・大阪間の早期事業化を図
り、一日も早い全線開業を目指すこと。
(2) そのため、まずは「経済対策」に盛り込まれたリニア中央新幹線の整備加速のための具体的措置を早急に
実行すること。
<今後の活動>
平成28年度に、総額3兆円の財政投融資の活用により、リニア全線開業時期の最大8年間前倒しが決定されたことを受け、名古屋以西の三重県、奈良県、大阪府の自治体及び経済団体が一丸となった新たな連携体制として、平成29年9月11日に「三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進会議」を立ち上げました。
今後はこの会議を通じ、強力に活動を展開していきます。