第10回太平洋・島サミット(PALM10)及び太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク会議(PALM&G会議)にあわせて来日された、パラオ共和国のウィップス大統領と服部副知事が会談を行い、友好提携に基づく一層の交流促進に向けて意見交換を行いました。
記
1.日程および場所
日時 令和6年7月16日(火曜日)15時30分時から16時まで
場所 東京プリンスホテル 応接室(東京都港区芝公園3-3-1)
2.主な参加者
○パラオ共和国側
スランゲル・S・ウィップス・ジュニア 大統領
グスタフ・アイタロー 国務大臣
スティーブン・ビクトル 農業・漁業・環境大臣
エヨス・ルディーム コロール州知事
ノーマン・ニラテオボエット アイライ州知事
ジャージー・イヤール ガッパン州知事
シャープ・サクマ ガラルド州知事
ピーター・アデルバイ 駐日大使ほか
○三重県側
服部 浩 副知事
天野 敏 政策企画部副部長ほか
3.内容について
(1)服部副知事の発言概要
- 先ほど、笹川平和財団を訪問し、「太平洋島嶼国ウィークス」で展示されている「友好のカヌー」を見学した。東京で展示されることは、三重県とパラオの友好関係を多くの方に広く知っていただける機会であり喜ばしい。
- 今年3月の県立水産高校の実習船「しろちどり」の竣工式には、アデルバイ大使にもご出席いただいた。今年度は4年ぶりにパラオに寄港する予定であり、若者の交流が深まることを期待している。
- 2026(令和8)年の友好提携30周年に向け、引き続き交流を深化させていきたい。
(2)ウィップス大統領の発言概要
- カヌーのセイリングが、力をあわせないとうまく進まないように、友好関係も双方が連携することが重要。
- 日本とパラオ両国の関係は親密であり、地方自治体との交流が重要と考えているが、その中でも三重県は特
別である。水産高校の生徒が、パラオを訪問されることを楽しみにしている。 - 2年後の友好提携30周年に向けて、人と人の絆を一層進めていきたい。将来にむけて、より多様な分野の交
流に拡大していくことを期待している。
↓会談の様子
↓記念品贈呈
↓集合写真